ルノーのワークスチーム復活がいよいよとなってきたようだ。

ルノーが買収するのは元々ルノーワークスとして参戦していた現在のロータスF1チーム。

元をたどればミハエル・シューマッハーが初のタイトルを獲得したベネトンにまでさかのぼる名門チームである。

ワークスになるとはいうもののルノーは株式を100パーセント取得して完全な子会社化するわけではないようだ。

過半数は確保して経営権を確保するが現在のオーナーであるジニーキャピタルのジェラルド・ロペスを引き続き25%の株式を保有することになるという。

残りの10%はフォーミュラEのeダムス・ルノーでもルノーと深いつながりのあるアラン・プロストが保有するのではないかと言われている。

ルノーはプロストに株式を保有させることでメルセデスAMGの非常勤取締役であるニキ・ラウダのような役割を期待しているのかもしれない。

さてルノーのワークス復帰で気になるのはレッドブル系の2チームの行方。

現在ルノーとレッドブルはパワーユニットの供給契約でワークス待遇契約を結んでいると言われているが、ルノーがワークス復帰となるとレッドブルがルノーのパワーユニットを供給してもらうとなると必然的にカスタマーに転落することになる。

レッドブルはメルセデスのパワーユニットを望んでいるとも言われているが、メルセデスが果たして承認するかどうかは不明。

メルセデスのボスであるトト・ウォルフは前向きなコメントを発しているが、そのコメントが本心なのか建前でマスコミ向けに発しているのかは不明。

最終的にはダイムラーの取締役会で利益であるとか宣伝効果を精査したうえで決定されることになるだろう。

ルノーのワークス復帰となると現在のロータスのドライバーも変更される可能性が高い。

フランス人のロメイン・グロージャンは同じフランスの石油会社であるトタルのスポンサードを受けているので残留する可能性は高い。

だがPDVSAというベネズエラの巨大国営石油会社の資金でシートを得てきたバスター・、マルドナードはチームがプライベーターからワークスになれば危うい可能性大。

ワークスチームは基本的に大きなスポンサーを持っているペイドライバーを採用する意味がない。

自らが巨大な資金力を持っている以上は純粋に速いドライバーを起用することでチームの成績上昇を狙うのみである。

ルノーがワークス復帰でフランス人にこだわるのであればフェラーリのリザーブドライバーであるジャン・エリック・ベルニュがいる。

さてどうなるか?