先程終了したF1第2戦マレーシアGP。

マレーシアといえばスコールが名物なのだが、今日の決勝では降らず、マレーシアでは珍しい完全なドライで行われた。

優勝したのは予選2番手よりスタートしたフェラーリのセバスチャン・ベッテル。

昨年はレッドブルで1勝もできなかったベッテルが子供のころから憧れていたというフェラーリに移籍してわずか2戦目で結果を出した。

ミハエル・シューマッハー移籍で復活したものの、引退後は低迷したフェラーリ。

今回もまたドイツ人のベッテルで復活したフェラーリ。

ドイツ人ドライバーだとフェラーリを強くするというような要素があるのだろうか?

ベッテルのアイドルはミハエル・シューマッハーである。

そして今ベッテルはアイドルと同じチームでタイトル奪還を狙う。

昨年までのベッテルと明らかに表情が異なるので、4年連続王者になった時期のベッテルが帰って来たような気がした。

ベッテルはこの勝利でF1通算40勝。

あと1勝でアイルトン・セナの勝利数に並ぶ。

セナの上にはアラン・プロストとミハエル・シューマッハーのみ。

ベッテルもいよいよF1の伝説のドライバーになるレベルにまで来た。

引退するまでフェラーリに所属していそうなベッテルであるが、あと何度ワールドタイトルが獲得できるだろうか?

今回のマレーシアではフェラーリのマシンのタイヤに対する優しさが最強のメルセデスAMGを破る要因となった。

すべてのコースがいつもフェラーリの味方をしてくれるわけではないが、もう数度は勝利できるコースはあるはずだ。

フェラーリは11番手スタートと出遅れたキミ・ライコネンも4位まで挽回。

マシンの能力の高さも示したので、今後が楽しみである。

ポールからスタートのルイス・ハミルトンは2位。

結果としてはいいのだろうが、ハミルトンのフラストレーションのたまった無線の受け答えが印象的であった。

ここまで勝利に貪欲なのかと言う意味で感心した無線の会話であった。

現在のドライバーズランキングは1位がハミルトンで2位にベッテル。

そして3位にロズベルグと続く。

2戦しか終了していないのであるが、今年は銀と赤の一騎打ちになると面白い。

決勝の結果は以下。

1位  セバスチャン・ベッテル(スクーデリア・フェラーリ)
2位  ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG・ペトロナスF1チーム)
3位  ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG・ペトロナスF1チーム)
4位  キミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ)
5位  バルテッリ・ボッタス(ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング)
6位  フェリペ・マッサ(ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング)
7位  マックス・フェルスタッペン(スクーデリア・トロ・ロッソ)
8位  カルロス・サインツ(スクーデリア・トロ・ロッソ)
9位  ダニール・クビアト(インフィニティ・レッドブル・レーシング)
10位 ダニエル・リチャルド(インフィニティ・レッドブル・レーシング)
11位 ロメイン・グロージャン(ロータスF1チーム)
12位 フェリペ・ナスール(ザウバーF1チーム)
13位 セルジオ・ペレス(サハラ・フォース・インディアF1チーム)
14位 ニコ・ヒュルケンベルグ(サハラ・フォース・インディアF1チーム)
15位 ロベルト・メリ(マノー・マルシャF1チーム)

以下リタイア

バスター・マルドナード(ロータスF1チーム)
ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)
フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)
マーカス・エリクソン(ザウバーF1チーム)


マレーシアで初めて走行にまでこぎつけたマノー・マルシャはFPでの走行タイムから予選で107%ルールを突破できなかったものの決勝への出場を認められた。

しかしウィル・スティーブンスのマシンは修復が間に合わずにロベルト・メリ1台の出場となった。

それでも3週送れながらも完走したのだから、破産したチームを立て直した現状からすれば大成功と言えるだろう。

マクラーレン・ホンダはエースドライバーのフェルナンド・アロンソが復帰したものの、2台ともリタイアに終わった。

速さだけでなくまだまだ信頼性にも課題が残るマクラーレン・ホンダ。

真価が発揮されるのはいつごろになるのだろうか?