ザウバーのシートをめぐる裁判劇。

ザウバーは現在発表しているドライバーであるフェリペ・ナスールとマーカス・エリクソンを載せたいのであるが、すでに昨年の時点で当時のリザーブドライバーであった、グイード・ヴァン・デル・ガルデと今年のドライバーシートの契約を結んでいたことが判明。

それを一方的に破棄したということでザウバーが訴えられる形となっていた。

そしてビクトリア州の最高裁が出した結論はザウバーの敗訴。

だがザウバーはこの判決に不服申し立てを敢行。

その真理が本日行われたのであるが、ザウバーの訴えは再び棄却。

よってザウバーは今年のシートのヴァン・デル・ガルデを乗せなくてはならなくなった。

ザウバーは今シーズンのマシンはナスールとエリクソンがドライブすることを想定して設計されており、ヴァン・デル・ガルデが乗るのは安全面から問題があると主張している。

だがそれなら昨年FP1で何度も他のドライバーを起用したことについてはどう説明をするのだろうか??

安全性に問題があるのなら、そもそもシーズン中の大切なFP1にレギュラドライバー以外は乗せないだろう。

このことからもザウバーの意見が無理があることがわかる。

ようはザウバーとしては持参金を多く持ちこんだナスールとエリクソンを手放すわけにはいかないということだ。

手放せば持ち込んだ資金は引き揚げられるだろうし、最悪契約を不履行であったということで違約金の賠償を要求される可能性もある。

資金難のザウバーにそこまでの支払い能力はない。

となると昨年のケーターハムと同様に待っているのはチームの破産である。

特にナスールのスポンサーであるブラジル銀行はマシンのメインカラーリングにもなっているだけに切りにくい。

となると切られるのはエリクソンということになるのか??

ともかく誰が本当にザウバーのシートに収まるのかは明日のFP1を見てみないことにはわからない。

裁判に勝訴したヴァン・デル・ガルデであるが、そもそもF1をドライブするのに必須のスーパーライセンスを所持していないという報道もある。

そうなればいくら自分が勝訴してもルール上スーパーライセンスを持たない者にはF1をドライブする権利はない。

いったいどうなる事やら・・・・・