ジュネーブショーではさまざまな車が公開されている。

ポルシェもケイマンGT4など魅力的な車を公開しているが、フラッグシップである911の最強モデルも公開された。

911GT3RS

最強モデルの名前はポルシェ911GT3RSという。

911ターボとは異なる硬派なGT3をさらに強化したサーキットバージョンに限りなく近い公道を走れる911である。

水平対向6気筒エンジンはついに4リッターにまで拡大。

その排気量からスーパーカーの標準的なパワーとも言える500馬力を発生する。

パワーアップとともにベースとなったGT3から軽量化を敢行。

カーボンルーフやマグネシウムの採用などでGT3からの10㎏の軽量化に成功している。

たかが10㎏かと思われるかもしれないが、完成された車をより軽量化する作業は本当に難しい作業なのである。

それを10㎏も軽量化したということはポルシェの技術陣の開発能力には頭が下がるばかりである。

リアにはド派手なリアウイングが固定式で装着されて、見るだけでは速いことを感じさせる最強の911であるGT3RS。

日本での価格は2530万円。

最強モデルの価格でもフェラーリ458イタリア、ランボルギーニ・ウラカン、マクラーレン650Sよりも数百万円も安い。

お買い得と言える。

ただトランスミッションがセミオートマであるPDKしか用意されていないのが残念。

私ならマニュアルが準備されているケイマンGT4を選択するか。

911GT3RSの半額以下の価格で満足のいく買い物ができそうである。

ポルシェは一時期は本当に倒産の危機にあったこともある。

それを救ったのが登場した当時は貧乏人のポルシェなどと揶揄されたボクスターであったのだが、ボクスターの成功が無ければ、そもそも現在の911はなかった可能性もある。

ボクスター発表以降のポルシェは911だけのメーカーから脱却し、ケイマン、カイエン、パナメーラ、マカンと次々とモデルを発表して絶好調。

ポルシェといえば水平対向エンジンの911だと思っている人にはポルシェのSUVなどは許されないのかもしれないが、その利益で今回のような911GT3RSなどが開発できると思えば許されるのではないだろうか。