今年最初のオフシーズンテストを欠席したフォース・インディア。

すでに解散状態のマルシャとケーターハムは例え奇跡的に所有者が見つかったとしたとしても、もう今シーズンのマシンを間に合わせることは不可能なので実質へレステストを欠席した唯一のチームがフォース・インディアということになる。

新車のフロントの映像をいち早く公開しフォース・インディアであるがへレステストは欠席。

そして次に行われるバルセロナテストでもテストには参加こそするものの、今シーズンの新型は間に合わないという。

こういう情報を聞くといよいよフォース・インディアに資金的な問題があるのではないかと勘繰りたくなるのであるが、チームは当然否定している。

否定するのは当然なので別に驚きはない。

しかし開幕まで一カ月を切った段階のテストでいまだに新型マシンが準備できないというのはかなり問題と言える。

FIAが定めるクラッシュテストに合格できていないという単純な問題であればいいのであるが、本当に新車の開発が滞るようなことがあればかなり危険。

そしてフォース・インディアはマノー(旧マルシャ)が昨年のマシンでの参戦を要望したときに強く反対したチームである。

そのフォース・インディアがもし昨年型のマシンしか開幕までに用意できないとなれば、それこそマノーの強烈な反対に合うだろう。

さて元々フォース・インディアはインドの大富豪であるビジェイ・マルヤの資金力に頼っている部分が多い。

この形は昨年破たんしたケーターハムと酷似している。

ケーターハムもトニー・フェルナンデスという大富豪オーナーに依存していた。

しかしF1は個人がポケットマネーで運営できるようなものではない。

たとえマルヤが大富豪だとしても毎年のように年間数百億もの資金が飛んでいくようならばチームを手放すことも考えざるを得ないだろう。

現在はまだフォース・インディアの状況は不明であるが、これ以上参戦チームが減少するのは本当に困る。

現在でさえ参加チームは9チーム18台しかないのだ。

それがさらに減ってしまえば8チーム16台ということになる。

世界最高峰と言われるモータースポーツの参戦台数が16台というのはあまりにさみしい。

フォース・インディアにはマルヤの資金力の源泉でもあるフライ・キングフィッシャーの他にもタイトルスポンサーはサハラが存在する。

なのでマルシャやケーターハムのようにタイトルスポンサーがなく破綻するということはないとは思いたいが。