F1オフシーズンテスト第1回目となったへレステストも最終日。

この日も午前中はウェット気味で行われ、午後からドライというコンディションになった。

この日のトップタイムをマークしたのはフェラーリのキミ・ライコネン。

フェラーリは4日間のテストのうち3日間でトップタイムをマークしているので好調なように思える。

とはいうもののフェラーリがテストで絶好調であったにも関わらず、実際に開幕してみるとまるで戦闘力がなかったというシーズンがいくつもあるので、やはりテストでのタイムはあまり信頼しない方がいいだろう。

あくまでも参考程度でどれだけチームが当初設定しているプログラムを消化できたかどうかがポイントになる。

その意味では4日間すべてで100周以上走行したメルセデスAMGの安定性には目を見張るものがある。

昨シーズンのチャンピオンチームは今シーズンは昨年の懸念であった信頼性の向上を主目的にテストに臨んでいるように感じられる。


最終日のタイムテーブルは以下。

1位  キミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ)
2位  マーカス・エリクソン(ザウバーF1チーム)
3位  ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG・ペトロナF1チーム)
4位  マックス・フェルスタッペン(スクーデリア・トロ・ロッソ)
5位  フェリペ・マッサ(ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング)
6位  ロメイン・グロージャン(ロータスF1チーム)
7位  ダニール・クビアト(インフィニティ・レッドブル・レーシング)
8位  ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)


注目のマクラーレン・ホンダは今日も昨日と同じ程度の走行距離となっている。

やはり細かいトラブルは発生し、トラブルフリーで走れた日はへレステストの期間中は一日もなかったのは昨年の状況を見れば妥当な方かとも思われる。

昨年はルノーが今のホンダのような状況であったにも関わらず開幕になればある程度は巻き返してきたので、F1チームの開発力というのは私たちが考えているのよりもはるかにスピードが速いのである。

ホンダのパワーユニットはどうも他のパワーユニットに取り入れられていない革新的なアプローチがされているようでエギゾーストの音が独特なものと言われている。

次回は同じくスペインで場所はサーキット・ディ・カタルーニャである。

スペインGPの舞台でもあるので、今度はタイムがかなり参考になるはずである。

それまでにマクラーレンの巻き返しに期待したい。