いよいよ今年最初のオフシーズンテストが迫ってきた今シーズンのF1。
各チームとも続々と今シーズンの新車発表を控えている。
とはいうものの数年前までのド派手な発表会はなりを潜め、ネット上で中継されたり、最初に写真だけ公開されるといった簡素なものになりつつある。
たしかに発表会にお金をかけても実際にマシンが威力を発揮するのはレースであって、発表会のなかで注目をいくら集めても意味はないからだ。
マシンの発表会の経緯などはこちらにおいておいて、この記事では拡大するF1について考えてみようと思う。
今年のF1は新たにメキシコGPが復活することになり全20戦で開催されることになった。
この20戦というのはF1では史上最大の開催数となる。
シーズン30戦以上開催されるNASCARを見ている人などは、たかだか20戦ではないかと思われるかもしれないが、NASCARは広いといってもあくまでも開催されるのは北米のみ。
しかしF1は全世界を回る。
全世界を回りながら2週間に一度のレースを20回というのは、スケジュール的にはなかなか
ハードなものといえる。
年間52周だと考えると平均的に2週間に一度開催だと40週はレースで時間がとられることになる。
これだとF1関係者はプライベートの時間が恐ろしく短くなる。
そのために現在はシーズン半ばに約1カ月のサマーブレイクを設けている。
だが20戦で最大になるかといわれるとどうもそうでもない。
すでにアゼルバイジャンの首都バクーでの市街地レースが開催されるのは決まっているし、サンマリノ、フランスといったかつてF1を開催していた伝統サーキットが再びF1を開催しようと画策している。
その開催を希望しているすべての要望を満たすようなことになるとF1は23戦ほどになってしまうが、そこまで開催するかどうかは不明。
ただでさえ、コスト削減を提唱している現在のF1にあって開催数を増加させることはロジスティクス関係のコストが増大することを意味する。
そうなると資金の乏しいプライベーターチームがさらに厳しくなることは必至。
20戦を最大にして新たな場所でレースを開催することになると必然的に現在開催されているGPのいくつかが開催権を奪われることになる。
ここで開催されているGPの中で外せないGPを考えてみた。
これは完全に私の私見であるので、違うだろうという方はいるだろうが、それは御愛嬌。
さて外せないGPをあげてみよう。
①モナコGP(モンテカルロ市街地サーキット)
欧州貴族の遊びとして始まったF1のルーツを考えると貴族の社交の場であるモナコは絶対に外せない。
昨今では市街地サーキットでの開催が増えてモナコが必ずしも特殊ということはなくなってきていることは確かだが、やはり無くなるということはありえないだろう。
F1と並ぶWRCでもラリーモンテカルロが開催されているように、FIAの主催する世界選手権においてモナコは象徴のような場所なのである。
②イタリアGP(モンツァサーキット)
F1開催以来一度たりとも欠場してないフェラーリの聖地であるモンツァ。
どのメーカーがなくなってもF1は開催できるがフェラーリのないF1は考えられないと言われるほどフェラーリはメーカー以上の重要な存在である。
たとえフェラーリが強かろうと弱かろうとF1チームの象徴はフェラーリという真紅の跳ね馬なのである。
さらに言えばフェラーリの本拠地イタリアだからということだけでなく、モンツァがF1開催地では唯一とも言える超高速サーキットであることもF1のカレンダーから落ちることは考えにくい理由だろうと思われる。
③イギリスGP(シルバーストンサーキット)
イギリスはF1チームのほとんどが本拠地を置くモータースポーツの聖地である。
シルバーストンの周りには各チームのファクトリーが建設されており、これは産業としてイギリスの重要性を示しているといえる。
④日本GP(鈴鹿サーキット)
日本GPも重要性の高いGPと言える。
その功績は鈴鹿というF1ドライバーに評価の高いサーキットのおかげでもあるし、毎年度のドライバーも感嘆するような観客の歓迎ぶりも評価されるところである。
日本人ドライバーがなかなか出てこないのが残念ではあるが、それでも日本GPは重要性は高いのである。
⑤ベルギーGP(スパ・フランコルシャンサーキット)
ベルギーも日本GPと同じような理由で重要性が高い。
こちらはF1で最も長い7キロのサーキットであり、オールージュというチャレンジングなセクションがドライバーと観客を興奮させる。
このような個性的なサーキットは絶対になくすべきものではない。
⑥シンガポールGP(シンガポール市街地サーキット)
まだ新しいシンガポールGPが外せない理由。
それはF1で唯一のナイトレースであるということだ。
F1に新たな価値を与えたという点でシンガポールGPの功績は大きい。
美しい夜景の中をF1マシンが爆音を奏でて走る。
これだけでも見ごたえがあるというものではないか。
⑦アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)
新設されたサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(通称COTA)でのアメリカGPも外せないGPだ。
それはサーキットがチャレンジングで面白いというのもあるのだが、これはF1に参戦している自動車メーカーの思惑が大きい。
市場の大きなアメリカでのF1開催はメーカーにとっては絶好の販促の機会になるからである。
⑧中国GP(上海インターナショナルサーキット)
中国GPが外せない理由は一つ。
現在の中国市場が世界最大の自動車市場であるからである。
大気汚染などマイナス要因はたくさんあるのであるが、これはメーカーの思惑からはずすことはできないだろう。
⑨オーストリアGP(レッドブルリンク)
F1にレッドブル・レーシングとスクーデリア・トロ・ロッソを所有する世界的なドリンクメーカーであるレッドブルの所有するサーキットで開催されるオーストリアGP。
去年から復活したがこれは外せない。
レッドブルが参戦している間はなくなることはないだろう。
逆にレッドブルが撤退でもしたらすぐに外される可能性があるとも言えるが。
⑩ドイツGP(ニュルブルクリンク&ホッケンハイムリンク)
ニュルブルクリンクとホッケンハイムリンクで隔年開催されているドイツGP。
これは現在メルセデスAMGとして参戦しているダイムラーの地元であるので外せまい。
なにせダイムラーが撤退でもすればメルセデスAMGをはじめとしてメルセデスからパワーユニットを供給してもらっているチームまでもが破綻しかねないからだ。
⑪ハンガリーGP(ハンガロリンク)
初の東欧での開催となっているハンガリーGP。
まだ冷戦時代からF1を開催していた貴重なサーキットである。
コースも壁のないモナコと言われるようにチャレンジングなもの。
東欧での唯一という意味でも外せまい。
以上が私が考える外せないGPだ。
残りの9か所はとくに他の場所に変更されても問題ないわけではないが、重要性は落ちると考える。
アブダビなど唯一のトワイライトレースも外せないかとも思ったが、そのあたりはどこでも解決できるだろうということで削除してみた。
皆さまはどう考えるだろうか?
各チームとも続々と今シーズンの新車発表を控えている。
とはいうものの数年前までのド派手な発表会はなりを潜め、ネット上で中継されたり、最初に写真だけ公開されるといった簡素なものになりつつある。
たしかに発表会にお金をかけても実際にマシンが威力を発揮するのはレースであって、発表会のなかで注目をいくら集めても意味はないからだ。
マシンの発表会の経緯などはこちらにおいておいて、この記事では拡大するF1について考えてみようと思う。
今年のF1は新たにメキシコGPが復活することになり全20戦で開催されることになった。
この20戦というのはF1では史上最大の開催数となる。
シーズン30戦以上開催されるNASCARを見ている人などは、たかだか20戦ではないかと思われるかもしれないが、NASCARは広いといってもあくまでも開催されるのは北米のみ。
しかしF1は全世界を回る。
全世界を回りながら2週間に一度のレースを20回というのは、スケジュール的にはなかなか
ハードなものといえる。
年間52周だと考えると平均的に2週間に一度開催だと40週はレースで時間がとられることになる。
これだとF1関係者はプライベートの時間が恐ろしく短くなる。
そのために現在はシーズン半ばに約1カ月のサマーブレイクを設けている。
だが20戦で最大になるかといわれるとどうもそうでもない。
すでにアゼルバイジャンの首都バクーでの市街地レースが開催されるのは決まっているし、サンマリノ、フランスといったかつてF1を開催していた伝統サーキットが再びF1を開催しようと画策している。
その開催を希望しているすべての要望を満たすようなことになるとF1は23戦ほどになってしまうが、そこまで開催するかどうかは不明。
ただでさえ、コスト削減を提唱している現在のF1にあって開催数を増加させることはロジスティクス関係のコストが増大することを意味する。
そうなると資金の乏しいプライベーターチームがさらに厳しくなることは必至。
20戦を最大にして新たな場所でレースを開催することになると必然的に現在開催されているGPのいくつかが開催権を奪われることになる。
ここで開催されているGPの中で外せないGPを考えてみた。
これは完全に私の私見であるので、違うだろうという方はいるだろうが、それは御愛嬌。
さて外せないGPをあげてみよう。
①モナコGP(モンテカルロ市街地サーキット)
欧州貴族の遊びとして始まったF1のルーツを考えると貴族の社交の場であるモナコは絶対に外せない。
昨今では市街地サーキットでの開催が増えてモナコが必ずしも特殊ということはなくなってきていることは確かだが、やはり無くなるということはありえないだろう。
F1と並ぶWRCでもラリーモンテカルロが開催されているように、FIAの主催する世界選手権においてモナコは象徴のような場所なのである。
②イタリアGP(モンツァサーキット)
F1開催以来一度たりとも欠場してないフェラーリの聖地であるモンツァ。
どのメーカーがなくなってもF1は開催できるがフェラーリのないF1は考えられないと言われるほどフェラーリはメーカー以上の重要な存在である。
たとえフェラーリが強かろうと弱かろうとF1チームの象徴はフェラーリという真紅の跳ね馬なのである。
さらに言えばフェラーリの本拠地イタリアだからということだけでなく、モンツァがF1開催地では唯一とも言える超高速サーキットであることもF1のカレンダーから落ちることは考えにくい理由だろうと思われる。
③イギリスGP(シルバーストンサーキット)
イギリスはF1チームのほとんどが本拠地を置くモータースポーツの聖地である。
シルバーストンの周りには各チームのファクトリーが建設されており、これは産業としてイギリスの重要性を示しているといえる。
④日本GP(鈴鹿サーキット)
日本GPも重要性の高いGPと言える。
その功績は鈴鹿というF1ドライバーに評価の高いサーキットのおかげでもあるし、毎年度のドライバーも感嘆するような観客の歓迎ぶりも評価されるところである。
日本人ドライバーがなかなか出てこないのが残念ではあるが、それでも日本GPは重要性は高いのである。
⑤ベルギーGP(スパ・フランコルシャンサーキット)
ベルギーも日本GPと同じような理由で重要性が高い。
こちらはF1で最も長い7キロのサーキットであり、オールージュというチャレンジングなセクションがドライバーと観客を興奮させる。
このような個性的なサーキットは絶対になくすべきものではない。
⑥シンガポールGP(シンガポール市街地サーキット)
まだ新しいシンガポールGPが外せない理由。
それはF1で唯一のナイトレースであるということだ。
F1に新たな価値を与えたという点でシンガポールGPの功績は大きい。
美しい夜景の中をF1マシンが爆音を奏でて走る。
これだけでも見ごたえがあるというものではないか。
⑦アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)
新設されたサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(通称COTA)でのアメリカGPも外せないGPだ。
それはサーキットがチャレンジングで面白いというのもあるのだが、これはF1に参戦している自動車メーカーの思惑が大きい。
市場の大きなアメリカでのF1開催はメーカーにとっては絶好の販促の機会になるからである。
⑧中国GP(上海インターナショナルサーキット)
中国GPが外せない理由は一つ。
現在の中国市場が世界最大の自動車市場であるからである。
大気汚染などマイナス要因はたくさんあるのであるが、これはメーカーの思惑からはずすことはできないだろう。
⑨オーストリアGP(レッドブルリンク)
F1にレッドブル・レーシングとスクーデリア・トロ・ロッソを所有する世界的なドリンクメーカーであるレッドブルの所有するサーキットで開催されるオーストリアGP。
去年から復活したがこれは外せない。
レッドブルが参戦している間はなくなることはないだろう。
逆にレッドブルが撤退でもしたらすぐに外される可能性があるとも言えるが。
⑩ドイツGP(ニュルブルクリンク&ホッケンハイムリンク)
ニュルブルクリンクとホッケンハイムリンクで隔年開催されているドイツGP。
これは現在メルセデスAMGとして参戦しているダイムラーの地元であるので外せまい。
なにせダイムラーが撤退でもすればメルセデスAMGをはじめとしてメルセデスからパワーユニットを供給してもらっているチームまでもが破綻しかねないからだ。
⑪ハンガリーGP(ハンガロリンク)
初の東欧での開催となっているハンガリーGP。
まだ冷戦時代からF1を開催していた貴重なサーキットである。
コースも壁のないモナコと言われるようにチャレンジングなもの。
東欧での唯一という意味でも外せまい。
以上が私が考える外せないGPだ。
残りの9か所はとくに他の場所に変更されても問題ないわけではないが、重要性は落ちると考える。
アブダビなど唯一のトワイライトレースも外せないかとも思ったが、そのあたりはどこでも解決できるだろうということで削除してみた。
皆さまはどう考えるだろうか?