約1カ月にわたってオーストラリアで開催されていたアジアカップも残すところ決勝戦だけとなった。

決勝は開催国オーストラリア対韓国となっている。

オーストラリアがアジアというのはどう考えても違和感がありまくりなのであるが、中東にあるイスラエルがヨーロッパ枠でユーロの予選にも出ているので、地理的にはあまり違和感を覚えないでもいいのかもしれない。

日本代表は準々決勝でUAEにPK戦の末に敗退した。

連覇を狙ったものの、前回大会からメンバーがほぼ固定されており、新戦力の台頭が感じられないチームに進化はないと思っていたので負けたのは予想通りともいえた。

むしろワールドカップでも散々にやられ、連覇を狙いアジアでは最強だと自負して臨んだアジアカップでも早々と敗退したことは、今後の代表を強化するうえで問題が提起できたのでよかったと私などは思っている。

もし不完全な状態で連覇などしていたら、なかなか代表の問題を批判できなくなってしまうし、内部の協会も変化をなかなか受け入れることはできないだろう。

だがワールドカップ、アジアカップと大きな大会で連続して成績を残せなかったことで、協会、選手を含めて考えることが多くなったように思う。

特に新たな戦力が見いだせていない代表のFW不足は相変わらず深刻。

マインツの岡崎がいるのだが、所属チームでは結果を残しているものの、代表になるといまいちになってしまうのはシステムの問題もあるだろう。

日本代表は基本的にFWをおかないゼロトップのようなシステムを採用していることが多いのでセンターフォワードなどここぞという時に決める選手の存在が軽視されてきたことは間違いない。

中盤には欧州のクラブに所属する多くの選手が存在しているが、中盤ばかり強化してもチーム全体は強化されない。

すべてのポジションに高いレベルの選手が競争意識をもって存在してこそ、代表チームは強化されるのだ。

前代表監督のザッケローニ氏はメンバーをほぼ固定していたのでなかなか新戦力の台頭は難しかった。

そう言う意味で新たに就任して期間の短いアギーレ監督には新戦力の台頭できる下地を作れるかと期待したのであるが、結局ワールドカップの時とほとんど同じメンバーでアジアカップに臨んで敗退してしまった。

アギーレ監督は采配も問題視されているが、それよりも深刻なのはスペインでの八百長問題である。

さらにはマネーロンダリングに関与したのではないかという八百長以上にとんでもない疑惑まで発生しており、協会は本当にアギーレ監督の問題を調べて代表監督を要請したのかと疑いたくなってくるレベルである。

八百長、マネーロンダリングが裁判になると、もはや代表監督どころではない。

自らの裁判に時間を取られてしまいチームの指揮などできなくなってしまうだろう。

アジアカップに負けたことでアギーレ監督の一応の評価はできたはずである。

解任することで新たな監督に代表チームを託すべきだ!!

なにも外国人監督にこだわる必要はない。

そもそも現時点で空いている有力な指揮官など少ないだろう。

もし、ジョゼ・モウリーニョ、ジョゼップ・グアルディオラなどの名将が空いていればすぐさま交渉すべきだろうが、今はそういうことはない。

欧州はシーズンの真っただ中である。

一度ワールドカップの出場権を逃しても構わないので、将来を見据えた強化方針を明確にしたらどうだろうか?