日曜日に行われたF1最終戦アブダビGP。

今年だけとなるであろう、ばからしいルールのポイント2倍の下で行われた。

バーニー・エクレストンが2倍ルールは辞めると発言しているのでバラエティのクイズのような2倍ルールはなくなるらしい。

ほっとした。

優勝したのは予選2番手から抜群のスタートを見せたメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。

ハミルトンはスタートで首位に立つと後はペースをうまくコントロールして2番手以下を寄せ付けずに完勝。

今シーズン11勝目で通算33勝目。

勝利数で単独歴代5位に躍り出た。

現役最多は歴代4位のセバスチャン・ベッテル。

ベッテルが移籍するのがこのところ低迷の続くフェラーリであることを考慮すれば来年にもハミルトンがメルセデスAMGでベッテルを追い抜いてアイルトン・セナの持つ41勝に並ぶことも考えられる。

まあ今年のようにメルセデスの独走にはならないと思うのでハミルトンの勝利数が11勝などという二桁にはならないようには思えるのだが。

チャンピオン争いでハミルトンを追っていた2位のロズベルグはポールからスタートしたもののスタートに失敗。

さらにはERSにトラブルが発生して万事休す。

結局最後まで走りきったものの14位と完敗でルイス・ハミルトンの2008年以来の2度目のワールドタイトルが決定した。

来年も同じラインナップで臨むメルセデスAMGはハミルトンがタイトルを獲得したことでドライバーの序列に変更があるだろうか?

今年のようなジョイントナンバー1体制が引けるかどうかは疑問が残る。

カーナンバー1を背負うハミルトンは当然自分を優先するようにチームに政治的にも圧力をかけるだろうからである。

そうなるとチーム内での亀裂は今年以上になる可能性も高い。

メルセデスAMGのボスであるトト・ウォルフのマネジメント能力が今年以上に問われることになりそうである。

最終戦になんとか出場したケーターハムの小林だが完走することができずにリタイア。

来年のシート獲得はかなり厳しい状況だとは思うのだが、F1に残ることが大切だと思うのでテストドライバーでもいいのでF1チームとのコンタクトは残しておくべきであろう。

ホンダのパワーユニットを積むマクラーレン辺りが拾ってくれると嬉しいのであるが、ホンダの我がままでドライバーを決定することはできないであろうからなかなか厳しいといったところか。

V6ハイブリッドユニットに変わったF1で会ったが私は楽しめた。

音が低いから面白くないという声も聞こえるが、音だけがF1ではない。

マシンが恰好悪いというのは総じて同意する部分であるが、それはFIAがレギュレーションでダサいノーズを作られないようにルールを変更すればいいことである。

F1は美しくて速くなければならない。

F1は世界最高峰のモータースポーツなのだから。