ブラジルGPを前にしてザウバーはすでに契約を発表していたマーカス・エリクソンのパートナーとなるドライバーを発表した。

来シーズンのザウバーのシートを射止めたのは今シーズンのGP2でランキング2位、ウィリアムズでリザーブドライバーを務めていたブラジル人フェリペ・ナスールである。

ザウバーは来年に向けてドライバーを両方とも交代させるという大胆な戦略に出た。

まあたしかに今シーズンのドライバーでは現在までのところ一度も入賞してないのでザウバーとしてはドライバーに不満が出るのは当然ともいえる。

しかしメキシコ人のグティエレスがシートを失ったのは驚いた。

グティエレスはスポンサー資金が豊富であり、資金力に乏しいザウバーには魅力的なドライバーであったからである。

エリクソンが持ち込む資金は20億ともいわれており、今回発表されたナスールにもブラジル銀行という巨大なスポンサーが存在する。

この2人の資金を合わせればグティエレスのメキシコマネーなど大したことが無いのかもしれない。

さてここで気になるのが一人。

来年も契約を結んでいたと思われるエイドリアン・スーティルの存在である。

ザウバーはスーティルとの契約を破棄するための違約金を2人のドライバーのスポンサーから捻出するのかもしれないが、スーティル側は訴訟も辞さないとかなりお怒りの様子。

ザウバーのシートをめぐってひと悶着あるかもしれない。