土曜日に開幕したイングランド・プレミアリーグ。

私は新体制となったマンチェスター・ユナイテッドvsスウォンジーを観戦。

日本代表MF香川真司はベンチスタート。

これはプレシーズンの使われ方からも予想通りであった。

けが人やコンディション不良の選手が多くベストメンバーとはいかなかったユナイテッド。

それでもこれまでホームのオールドトラッフォードで負けたことのないスウォンジーということでファン・ハール体制で初勝利で幸先よくスタートできるだろうと思っていた。

だがユナイテッドはいきなり先制点を許す。

1点目は完全にディフェンス陣が相手の攻撃陣をフリーにした状態だ。

3バックのシステムがまだ機能していないのかとも思ったくらいである。

前半はこのまま0-1で終了。

後半開始からユナイテッドは選手交代で打開を図る。

さらには3バックを4バックに変更したことにより選手の動きが速くなったように感じられた。

選手の動きが速くなったのはハーフタイムに監督から檄を飛ばされたからという可能性もあるのだろうが、少なくとも前半のもっさりした動きからは明らかに変わった。

その効果がゴールとなって現れる。

新たにキャプテンとなったイングランド代表FWウェイン・ルーニーのバイシクル・シュートで同点に。

さあこのまま逆転かと思ったらまた一転。

スウォンジーに押し込まれてしまい、最後はディフェンスが崩されてゴールを奪われてしまった。

すでに交代のカードを切っていたユナイテッドにこの劣勢を盛り返すだけの勢いはなく、このまま2-1でスウォンジーの勝利。

ユナイテッドはいきなり開幕戦を落としてしまった。

さらにはオールドトラッフォードでの開幕戦敗北は42年ぶりという屈辱。

私のようにファーガソン体制でしかユナイテッドを知らない人間は開幕のホームで負けるユナイテッドを初めて見たことになる。

ベンチ入りした香川は結局出場機会しなし。

局面打開の場面でも投入されなかったということで監督の香川に対する序列がわかったような気がする。

現状ではかなり厳しいと言わざるを得ないだろう。

だが昨日負けたことで、逆にチャンスが来るとも言えるかもしれない。

そのチャンスを生かすことができれば現在のレギュラーであるスペイン代表MFファン・マタがベストでないだけに追いやることも可能だろう。

さてさてユナイテッド首脳陣はファン・ハールにどこまで我慢できるだろうか?

勝つことにしかなれていないだけに、昨年来続く負けの連鎖にはなかなか耐えられまい。

選手も試練だが、フロントも試練である。