マンチェスター・ユナイテッドに所属する日本代表MF香川真司の去就が注目されている。

クラブのアメリカ遠征には帯同したが、使われ方は明らかにスペイン代表MFファン・マタのバックアップとしての起用。

ファン・ハール監督が香川をトップしたのファーストチョイスとして考えていないことは明らかになった。

だから移籍か?と言われるとなかなか難しいかもしれない。

プレミアリーグでのレプリカユニホームの販売ランキングが発表されたのであるが、香川は9位となっている。

これはマンチェスター・ユナイテッドの中で9位なのではない。

プレミアリーグ全選手のなかで9位なのである。

移籍初年度は注目が集まり3位であったので落ちたともいえるだろうが、それでも全体で9位の売上でクラブの財政には大いに貢献しているのである。

たとえ魅力的なオファーを他クラブがしてきたとしても、ユニホームの売り上げや、香川が所属していることによってもたらされたスポンサーマネーなどがあるのでマンチェスター・ユナイテッドが香川を手放さないという可能性も考えられるのだ。

報道では香川はファン・ハール監督を話し合ったうえで現状の控えの段階でもクラブに残留する意思を示したとも言われている。

その話がある中で昨年のリーガ・エスパニョーラ王者のアトレティコ・マドリードから高額なオファーが届いているなど情報が錯綜中。

欧州の移籍市場は8月31日まで開いている。

移籍するのであれば早い方がいいだろうが、すでに各チームがプレシーズンマッチを終えて最終調整の段階に来ている段階で移籍するのはなかなか難しいとも思える。

私などはドルトムントで本当に光り輝いていた香川のイメージが頭に鮮烈に残っているだけにマンチェスター・ユナイテッドでの2シーズンの香川には不満しかない。

香川がユナイテッドのレベルにないというよりも、香川のスタイルがクラブの戦術にあっていないのではないかと思っている。

ドルトムントがユナイテッドに比べてあまりにも弱いということはないクラブであるから余計にそう思うのだ。

香川が所属しいた時のドルトムントは現在ドイツで無敵を誇る状態のバイエルン・ミュンヘンですら何度も撃破していたような強さのクラブであった。

決して当時のバイエルンが戦力で今のグアルディオラ体制のバイエルンと比較して劣っていたわけではない。

クロップのドルトムントが強かったのだ。

その中で不動のレギュラーであった香川が欧州のクラブで輝けないわけがない。

香川には自分の光輝けるクラブでもう一度活躍してほしい。

ユナイテッドから移籍したからといって都落ちするわけではない。

戦術が合う合わないはどのプロスポーツの選手にもあるものだ。