シトロエンが面白い車を発売した。

その名はシトロエン・C4カクタス。

ジープ・チェロキーと同じような2段のヘッドランプが特徴的な顔を形成している。

実はヘッドライトとしてのメインはチェロキーもそうだがあまり目立たない下の部分。

上の切れ長の瞳のような部分は基本的にはデイライトとして機能する。

写真はこちら。

写真を見ていただけるとわかると思うのだが、実に個性的だとは思わないだろうか?

このようなニッチなマーケットを狙った車というものをシトロエンのような巨大なメーカーが発売するというのは実にフランスらしい。

フランスではルノーもたまになんだこれは?みたいな車を発売してくることがある。

伝統的にフランスのメーカーに根付いている何かがあるのかもしれない。

クロスオーバーといえるC4・カクタスだが4WDなどの本格的なものはどうも用意されていない模様。

あくまでスタイルを楽しくする街を彩る車という解釈でいいだろう。

写真の黄色のC4・カクタスが走っていれば、これは間違いなく目がいくだろう。

じろじろと見てしまうこと間違いない。

エンジンは欧州のトレンド通りに1.2リッターのダウンサイジングターボと環境重視の欧州ではなくてはならないディーゼルの2種類。

どうも日本には相変わらずディーゼルは導入されない模様。

欧州メーカーは一部のスーパーカーメーカーを除くとほほすべてのメーカーがターボディーゼルのラインナップしているのだが、日本への導入には各メーカーでかなり温度差がある。

これは日本が長らくディーゼル鎖国のような状態だったことにも起因するのだろうが、マツダのスカイアクティブ技術などでディーゼルの認識はかなり改善されたと思っている。

欧州メーカーであってもBMW、ダイムラーなどは一部にディーゼルエンジンモデルを導入するようになってきたが、フランスのメーカーは今のところガソリンのみのようだ。

これは日本仕様にディーゼルを変えても数が元々ドイツ車のように売れるものではないという根本的なパイの問題もあるのかもしれない。

さらにはMT死滅国の日本にはMTは導入できないというのも欧州のメーカーには困るところ。

欧州ではいまだにMTが主流。

AT主流の日本やアメリカとはどうも指向が違うのである。

ということでC4・カクタスも5段のセミATモデルが導入されることになる模様。

デュアルクラッチのモデルに慣れた日本人ユーザーにいまさらシングルクラッチのセミATというのもまた困るのだろうが、そんなことは気にしないと言う人に向けてC4・カクタスは売られることになるだろう。

個性的ながら高くない。

そして目立ちたいならC4・カクタスという選択肢は最適かもしれない。

乗り味には定評のあるシトロエンの車であるというのも見逃せないポイント。

日本車にも個性を!!

欧米の車を見るたびに思う言葉である。