三菱自動車はランサー・エボリューションⅩを一部改良した。

改良といっても大幅なものはなし。

すでに海外市場では販売を終了しており、ファイナルモデルなる特別にチューニングしたモデルがイギリスで限定販売されて即日完売している。

日本でもツインクラッチのモデルが今年で販売が終了されるということが発表された。

5速MTモデルは継続して販売されるということなので完全な生産終了ではないのであるが、実質AT専用市場の日本ではMTモデルはモータースポーツのベース車両としての使用くらいしか需要はないものと思われる。

そういうことでMTモデルは継続して販売されるのだろう。

しかしいまどきスポーツカーで5速MTというのはいかにも古い。

911、コルベットなど最新のスポーツカーが7速MTを採用していることを知っているだけに余計に古臭さを感じてしまう。

実質生産終了となるランサー・エボリューションシリーズ。

今回の改良や三菱の姿勢を見ている限りでは次のエボが発売される可能性は少なそうである。

一時期はインプレッサとともに日本を代表するラリーベース車両として世界中で人気の車だっただけに残念だ。

実用車だけでは車人気は復活しない。

やはり人気を回復するにはスポーツカーが必要だ。

スポーツカーは確かに多数が売れる車ではない。

しかし企業のイメージリーダーの存在として重要である。

トヨタにレクサスLFAがあり、日産にGT-RがありホンダにNSXがある。

海外でもダイムラーにはSLS・AMGがあり、VWグループにはアウディR8とランボルギーニがフィアットクライスラーグループにはフェラーリがあり、GMにはシボレー・コルベットがある。

台数がそこまで売れないが必要な車はあるのだ。