本日日本時間の深夜に行われたF1第7戦カナダGP。

起きててよかったと思う大興奮のレースであった。

レースはオープニングとファイナルラップにセーフティカーで出動するというランオフエリアの少ないカナダならではのレース展開となったと言える。

大波乱となったレースを制したのはレッドブルのダニエル・リチャルド。

トロ・ロッソからレッドブルに昇格した1年目でチームメイトである4年連続王者のベッテルよりも早くチームに優勝をもたらして。

もちろんリチャルドは初優勝。

レッドブルはベッテルも3位で表彰台を獲得しており、次戦のホームグランプリとなるオーストリアに向けて弾みのつく結果となった。

一方開幕から無敵の強さを見せていたメルセデスAMG勢には2台ともトラブルが発生。

おそらくはERSのトラブルだとは思われるが、パワーがなくなったということを無線で言っていたのでエンジン音がおかしくなかったことを考えると回生システムにトラブルが発生したと思って間違いないだろう。

ロズベルグの方はパワーがないトラブルだけで済んだのでまだよかったのであるが、ハミルトンはそれに加えてブレーキのトラブルまで発生。

結局まともに走ることができずに開幕戦以来の痛すぎるノーポイントとなってしまった。

一方のロズベルグはリチャルドに優勝こと奪われたものの、被害を最小限にとどめる2位でレースを感想。

ドライバーズランキング首位を守るとともに、2位ハミルトンとの差を22ポイントにまで広げることに成功している。


第7戦カナダGPの結果は以下。

1位  ダニエル・リチャルド(インフィニティ・レッドブル・レーシング)
2位  ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG・ペトロナスF1チーム)
3位  セバスチャン・ベッテル(インフィニティ・レッドブル・レーシング)
4位  ジェンソン・バトン(マクラーレン・メルセデス)
5位  ニコ・ヒュルケンベルグ(サハラ・フォース・インディアF1チーム)
6位  フェルナンド・アロンソ(スクーデリア・フェラーリ)
7位  バルテッリ・ボッタス(ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング)
8位  ジャン・エリック・ベルニュ(スクーデリア・トロ・ロッソ)
9位  ケビン・マグヌッセン(マクラーレン・メルセデス)
10位 キミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ)
11位 セルジオ・ペレス(サハラ・フォース・インディアF1チーム)
12位 フェリペ・マッサ(ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング)
13位 エイドリアン・スーティル(ザウバーF1チーム)
14位 エステバン・グティエレス(ザウバーF1チーム)

以下リタイア

ロメイン・グロージャン(ロータスF1チーム)
ダニール・クビアト(スクーデリア・トロ・ロッソ)
ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG・ペトロナスF1チーム)
小林可夢偉(ケーターハムF1チーム)
バスター・マルドナード(ロータスF1チーム)
マーカス・エリクソン(ケーターハムF1チーム)
マックス・チルトン(マルシャF1チーム)
ジュール・ビアンキ(マルシャF1チーム)



完走扱いになっているが、ペレスとマッサは実質的にはリタイア。

この2台がファイナルラップの1コーナーで大クラッシュを起こしたことによりセーフティカーが出動する結果となった。

激しく順位を争っていただけにどちらが悪いとはいえないレーシングアクシデントだとは思うのだが、完走していれば両者ともにポイント獲得ができていただけにもったいないと言える。

開幕からのメルセデスAMGの連勝も6でストップ。

これが今後のシーズンでどう流れを変えることになるだろうか??

レッドブルが勝利の勢いに乗ってチャンピオンチームとしての意地を見せるか?

それともメルセデスAMGがチームを引き締め直してまた強さを維持するか。

次のオーストリアGPが見ものである。

オーストリアGPは11年ぶりとなる開催。

これまでのA1リンクと言われていたサーキットをレッドブルが買い上げてF1を開催できる基準にまで改修し、名称もレッドブル・リンクとして生まれ変わった新たなコースである。

まさにレッドブルのお膝元でのレースとなる。

レッドブルには絶対に勝ちたいレースとなる。