ベルギーの強豪クラブであるスタンダール・リエージュ。

日本でも日本代表GK川島が所属していることで知っている人もいることだろう。

そのスタンダールが同国リーグのジュピラーリーグを離脱する意向であることを発表した。

スタンダールの会長が明言したもので、離脱した後はオランダとベルギーの強豪で構成する新リーグ立ち上げに参加する予定だという。

オランダ、ベルギーの強豪で構成される新リーグはエールディビジから12チーム、ジュピラーリーグから8チームの全20チームで構成される予定になっているという。

この国をまたいだ新リーグが成功するかどうかは不明なのであるが、実現すれば面白いことは確かである。

リーグのレベルは相対的には上がるだろうし、レベルの高い試合を観客に提供することで観客動員数も増え、テレビ放映権などの収入も上がることだろう。

いいことづくめのようであるが問題も考えられる。

一番の問題はヨーロッパの大会にどういう形で参加できるのかということ。

現在ヨーロッパでの大会はチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの2つあるが、いずれも国ごとに強さをポイント化して出場チームを振り分けている。

オランダ、ベルギーの2国のクラブが混同して存在してしまうリーグにはどのような基準があてはめられるのか?

これは大会を主催するUEFAでも大きく問題になるのではないかと思われる。

スタンダールの会長はベルギーのリーグには愛想をつかせているようで、新リーグ構想が失敗した場合にはフランス・リーグアンに移籍すると公言しており、ジュピラーリーグに戻る気は全くないということらしい。

近年では有力選手を強豪リーグに送り込むように成長したベルギーで起こったこの問題。

どのように解決するのか注目である。