今年限りでザウバーを放出された小林可夢偉が来年のF1のレギュラードライバーの座をあきらめたことを発表した。

これは狙っていたロータスが来年もロメイン・グロージャンを走らせることを発表してのことを受けてのこと。

小林はファンからも資金調達をお願いしながらも結局シートを確保することはできなかった。

まだ空きシートとしてはフォース・インディアやケーターハム、マルシャなどがあるのであるが、どうもロータス1本に絞って交渉していたような小林側かたは今後は動くことが困難なようである。

小林は発表でF1以外のカテゴリーで走ることは考えていないと語っている。

が本当にそれでいいのだろうか??

テストが規制されてレギュラードライバー以外はほとんど走行の機会すら与えられない現在のF1のルールではたとえどこかのチームのリザーブドライバーになったとしても走行機会は無いに等しい。

今年のウィリアムズのバルテッリ・ボッタスのように契約にFP1で走る権利を与えられているならば別だろうが、普通はレギュラードライバーがマシンのセットアップに使うのでなかなか困難であることは確か。

F1マシンで走る機会があるとすればタイア供給メーカーのピレリの開発ドライバーになることくらいしか選択肢がない。

だが今年ピレリの開発ドライバーを務めたハイメ・アルグエルスアリが来シーズンのシート争いで名前も挙がらなかったところをみると、この開発ドライバーの立場も本当に有効がどうか疑問符が付いてしまう。

私としてはF1に返り咲くためにはヨーロッパを主戦場に行われているカテゴリーでレース経験と結果を残すということも十分に考えていいのではないかと思うのだがどうなのだろうか?

例としてはDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)、WEC(世界耐久選手権)、FIA・GT1世界選手権の3つである。

特に全戦を欧州で行うDTMはいい戦いの場になるのではないかと私などは思っている。

ドライバーもF1経験者など実力者も多く、力を見せるにも格好の場のように思うのだ。

さて小林は2014年のシート確保をにらんでどのような選択肢をとるだろうか??

自身のレーシングドライバーのキャリアに大きくかかわる重要な選択だろう。