F1ドライバーへの登竜門として完全に成功したといえるGP2シリーズ。



本家GP2シリーズはF1のヨーロッパラウンドで併催され、GP2アジアシリーズはシーズンオフとF1の開幕からのフライアウェイを利用して行われている。




今シーズンはGP2アジアシリーズでトヨタのテストドライバーを務める小林可夢偉がチャンピオンに輝いたので日本でも認知度は高くなったはずだ。





FIAはさらに若手ドライバーを育成するために2010年からGP2シリーズの下位シリーズとしてGP3シリーズを立ち上げる。




現在はF1の直近下位カテゴリーとしてGP2シリーズとワールドシリーズbyルノーがあり、さらに下位カテゴリーとして各国のF3シリーズと新設されるF2とGP3シリーズが加わることになる。





このように見ていくとF1を頂点としてうまく下位カテゴリーでドライバーを育成できるようなプログラムとなっているように見える。




しかし現実はそううまくはいかない。




なにしろ下位カテゴリーのドライバーの数に比較して、トップのF1ドライバーのシートがわずか20しかないということで、下位カテゴリーでチャンピオンまたはそれに準ずる成績を残したとしてもF1にステップアップできないという状況が生まれてきている。




09年では08年のGP2シリーズの上位ドライバーであるジョルジョ・パンターノとブルーノ・セナがいずれもF1のシートを獲得することができていない。




この現状を考慮するとやはり一番の解決策はF1への参加台数をもう少し増加させるということが必要になりそうだ。