FIAはコストが上昇するばかりのF1をなんとかすべく、コスト制限を2010年から設けることを発表した。



予算制限は年間3000万ポンド(約41億円)ということで、この規則は強制ではない。




替わりに予算制限を遵守したチームにはマシンの開発について自由度がある程度与えられるということになる。




しかし、現実的に見て41億円という予算制限を守るチームは1つもでてこないのではないかと私は思っている。




なにしろこの予算上限にはドライバーのサラリーを含めてチームのすべての支出がふくまれているからだ。



現在のドライバーの報酬を見てみれば、フェルナンド・アロンソ(ルノー)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)といった有力ドライバーは軽く20億円以上をチームからもらっており、ドライバー一人でチームの年間予算の半分以上を消費しているということになる。




そもそもFIAがどのような根拠をもって今回の3000万ポンド(約41億円)という予算制限を決めたのかも明らかになっていないために不可解なことばかり。




FIAはすべてのF1にかかわる人々に情報を公開すべきである。



密室政治ではなにも変わらない。