昨日行われたF1第13戦ベルギーGP決勝。



レースは天候不順でスタートし、レース前の12時に雨が降り、レーススタート時はコースのところどころにウェットパッチがある状態。



しかし、空は完全に晴れ上がっており、FIAの天気予報でも30分間は雨の可能性なしということで各チームはドライタイアを装着してのスタートとなった。




レースはスタート時の1コーナが最大のポイント。



1コーナはいまだに路面がウェット状態であったために順位に大きな変更が。



予選3位のヘイキ・コバライネンはスタートで大きく脱落。



ポールスタートのルイス・ハミルトンもハーフスピン。




このスキをつく形で4位スタートのキミ・ライコネンが得意なスパで抜群の速さを見せ始めた。



1周目にチームメイトのマッサをオーバーテイクすれば、数周後にはオールージュの後のケメルストレートでハミルトンを捉えてトップに立つ。




その後はいつもどおりのF1というかオーバーテイクのない延々とピットストップだけが続くレースが展開されていった。



唯一レースを盛り上げていたのはスタートで後方に下がることになったヘイキ・コバライネン。




このレースの最大のハイライトはレースが残り5周をきったところから始まる。




段々とコースに黒い雲が浮かんでくるようになってきて、コースのところどころで固定カメラに水滴が目立つようになってきた。




そして、天候が一気に変化したのがファイナルラップ直前。




気まぐれなスパ・ウェザーが牙を剥き、レースは大混乱。



しかし、トップグループは周回数を考慮してレインタイアには交換せず。




とはいうものの、明らかにドライタイアでは走行が苦しい状況。



スタートでライコネンに抜かれたハミルトンがハードタイアと天候変化を受けてライコネンと激しく争う展開に。



雨でいたるところでマシンの挙動を乱しながらも2台は白熱のバドルを展開。




ここで問題となるハミルトンのバスストップシケイン不通過が起きるのであるが、その問題は後ほど。




最終的にハミルトンとライコネンのバトルはライコネンがブランシモンでマシンの挙動を乱してウォールにマシンをヒットさせてリタイアとなり勝負あり。




レース終了直前の短い雨であったが、スパ・ウェザーの絶妙な演出でレースは本当にエキサイティングであった。





第13戦ベルギーGPの暫定結果はこちら。



1位  フェリペ・マッサ(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)

2位  ニック・ハイドフェルド(BMWザウバーF1チーム)

3位  ルイス・ハミルトン(ボーダーフォン・マクラーレン・メルセデス)

4位  フェルナンド・アロンソ(ING・ルノーF1チーム)

5位  セバスチャン・ベッテル(スクーデリア・トロ・ロッソ)

6位  ロベルト・クビカ(BMWザウバーF1チーム)

7位  セバスチャン・ブーデ(スクーデリア・トロ・ロッソ)

8位  マーク・ウェーバー(レッドブル・レーシング)

9位  ティモ・グロック(パナソニック・トヨタ・レーシング)

10位 ヘイキ・コバライネン(ボーダーフォン・マクラーレン・メルセデス)

11位 ディビット・クルサード(レッドブル・レーシング)

12位 ニコ・ロズベルグ(AT&TウィリアムズF1チーム)

13位 エイドリアン・スーティル(フォース・インディアF1チーム)

14位 中嶋一貴(AT&TウィリアムズF1チーム)

15位 ジェンソン・バトン(ホンダ・レーシングF1チーム)

16位 ヤルノ・トゥルーリ(パナソニック・トヨタ・レーシング)

17位 ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディアF1チーム)

18位 キミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)



リタイア


ルーベンス・バリチェロ(ホンダ・レーシングF1チーム)

ネルソン・ピケ(ING・ルノーF1チーム)





結果が暫定になっているのはバスストップシケインの不通過で利益を得たとして、トップフィニュッシュのルイス・ハミルトンにレース後に25秒のペナルティが与えられたため。



この裁定に対してマクラーレン・メルセデスは抗議しているのでベルギーGPのリザルトは決定していない状況だ。



F1は次の日曜日にヨーロッパラウンド最終のイタリアGPを迎える。



早くリザルトを決定してスッキリとイタリアGPを迎えたいものだ。