昨日行われたF1第10戦ドイツGP決勝。
2年ぶりに行われたホッケンハイムリンクでのレース開催ということで新鮮な気持ちで楽しめた。
もしかしたら一国で2つのサーキットを交互開催というのはF1が飽きられないためにはいい方法ではないだろうかと感じてしまった。
さて、レースはポールスタートのルイス・ハミルトンが圧倒的な速さを見せて独走。
対抗できるか?と考えていたフェラーリもまったくハミルトンのペースについていくことができずに現在のフェラーリの深刻な状態がよくわかった。
このレースでは各車が2度目のピットインというタイミングでトヨタのティモ・グロックがホームストレートで大クラッシュでセーフティカーが出動。
ランオフエリアの広いホッケンハイムでのセーフティカーは珍しく決まりかけていたレースの展開が面白くなってきた。
ここで一番の輝きを見せたのはルノーF1チームのエンジニア。
すぐさまネルソン・ピケをピットインさせる絶妙の戦略で見事なワンストップ作戦を敢行。
この抜群の戦略眼によりピケはレースを通じてほとんど画面に映らなかったにもかかわらずレース終盤にトップに立つという面白い展開となった。
ピケは最終的にはハミルトンに抜かれてしまったものの、マッサをおさえて見事に2位を獲得。
今シーズン途中で解雇かとも噂されていたピケにとっては今回の結果は来シーズン以降もF1で生き残るための起死回生の結果となったのではないだろうか?
第10戦ドイツGPの結果は以下。
1位 ルイス・ハミルトン(ボーダーフォン・マクラーレン・メルセデス)
2位 ネルソン・ピケ(ING・ルノーF1チーム)
3位 フェリペ・マッサ(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)
4位 ニック・ハイドフェルド(BMWザウバーF1チーム)
5位 ヘイキ・コバライネン(ボーダーフォン・マクラーレン・メルセデス)
6位 キミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)
7位 ロベルト・クビカ(BMWザウバーF1チーム)
8位 セバスチャン・ベッテル(スクーデリア・トロ・ロッソ)
9位 ヤルノ・トゥルーリ(パナソニック・トヨタ・レーシング)
10位 ニコ・ロズベルグ(AT&TウィリアムズF1チーム)
11位 フェルナンド・アロンソ(ING・ルノーF1チーム)
12位 セバスチャン・ブーデ(スクーデリア・トロ・ロッソ)
13位 ディビット・クルサード(レッドブル・レーシング)
14位 ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディアF1チーム)
15位 中嶋一貴(AT&TウィリアムズF1チーム)
16位 エイドリアン・スーティル(フォース・インディアF1チーム)
17位 ジェンソン・バトン(ホンダ・レーシングF1チーム)
以下リタイア
ルーベンス・バリチェロ(ホンダ・レーシングF1チーム)
マーク・ウェーバー(レッドブル・レーシング)
ティモ・グロック(パナソニック・トヨタ・レーシング)
地元イギリスGPでの優勝から連勝となるハミルトンは今シーズンの4勝目。
ランキングでも58ポイントとフェラーリの2人を引き離してトップに立っている。
シーズン開幕の頃はフェラーリが圧倒的に強いと思われていたが、イギリスGP辺りから明らかに様相が変化している。
昨日のレースでもフェラーリがキミ・ライコネン、フェリペ・マッサともに精彩を欠いており、とてもではないが優勝を狙えるような速さはなかった。
ピットでチームのレースをじっと見ていた皇帝ミハエル・シューマッハーが現在の跳ね馬の状況をどのように分析しているだろうか??