ロンドン・チェルシー地区での売春婦とのナチスを髣髴とさせるSMプレーをイギリス紙に報道されてFIA会長の座が危うくなっているマックス・モズレー。



私などはモズレーの父親がイギリスにファシズムを持ち込んだ英国のヒトラーと呼ばれる人物からもモズレーがナチスを容認するような思考を持っていることは当然で驚くよなことでもないとは思うのだが、欧州ではナチスに対するアレルギーが日本で考えているよりも遥かに強いだけに、モズレーの辞任を要求する声は日に日に高まっている。




当のマックス・モズレーは自分をFIA会長として信任する投票を来週行うわけだが、この投票を前にして各国の自動車クラブがモズレーに対して早急に辞任をするように書簡を送達した。




書状に書かれている文面は以下のようなもの。



「FIAは危機的状況にある」と書状には書かれている。FIA副会長であるフランコ・ルチェッシはこの文面を他のメンバーに知らせており、これはBBCと英通信協会のウェブサイトに掲載された。
「FIAのイメージ、評判、信頼性が著しく破壊されつつある」
「FIA、そして貴殿にとって唯一の、尊敬に値する解決法は、貴殿が辞任に即時合意および確約し、秩序ある権力委譲を行うことであると、我々は強く確信している」
「WCAMT(ワールドカウンシル・オートモビル・モビリティー・ツーリズム)のメンバーより、あなたが11月の総会で辞任する合意に達するための提案を行ったものの、これをあなたが拒否したことを、我々は非常に遺憾に思う」
「これは、FIA内部での秩序ある権力委譲を促進し、現在の危機を解決する術を見出すための建設的な努力である」
「しかし貴殿は、FIAが重大なダメージを被ったにもかかわらず、2009年の任期満了まで留任する意向である。これはFIAとそのメンバークラブの利益以前に、自身のことを配慮していることを意味している」
「今の状態が続けば、日を追うごとにダメージは大きくなっていく。やり直す道などないのだ」





今回の書状にサインした自動車クラブは以下。


アメリカ(AAA、AATA)

シンガポール(AAS)

ドイツ(ADAC)

フィンランド(AL)

カナダ(CAA)

ブラジル(CCB)

デンマーク(FDM)

フランス(FFA)

インド(FFIA)

日本(JAF)

オランダ(KNAC)

スウェーデン(M)

ハンガリー(MAK)

イスラエル(MEMSI)

オーストリア(OEMTC)

スペイン(RACC、RACE)

ベルギー(TCB)

スイス(TCS)




書状には日本のJAFの名前もあり。


F1を開催する国の自動車クラブも多く書状にサインしているだけにモズレーはかなり追い込まれたことになる。



私は辞任することがモータースポーツに対するイメージ悪化を防ぐ最良の方法だと思うが。



モズレーは自己保身ではなく、モータースポーツのことを考えて身の振り方を考えてもらいたい。