先程終了したF1第6戦モナコGP決勝。



スタート時は雨がパラパラと降っていたということでほとんどの車はスタンダードウェットでのスタートとなった。



しかし、レーススタート時から雨が急に激しくなり各所でクラッシュが続出。



セーフティカーも出動し、ラップタイムが遅くなったためにF1では久しぶりとなる2時間ルールの適用されたレースとなった。




フロントロウからスタートしたフェラーリ勢は雨の影響をもろに受けてポールポジションからスタートしたフェリペ・マッサの3位が最高位。



ワールドチャンピオンのキミ・ライコネンはレースの終盤に出動した2度目のセーフティカーがピットに入った後に4位を走行していたフォース・インディアのエイドリアン・スーティルをオーバーテイクしようとトンネル出口でレイトブレーキングを試みた時に挙動を乱し、スーティルのマシンのリアセクションに追突。




ライコネン、スーティル共に緊急のピットインを行い、ライコネンはフロントウイングの交換でピットアウトできたものの、自身初のポイント獲得が目の前に迫っていたスーティルは無念のリタイアとなった。




完全なもらい事故によりレースをリタイアして1年に1度あるかないかの大チャンスを逃したスーティルはピットで号泣。



チームスタッフが慰めていたが、トップチームでないフォース・インディアで次に今回のようなチャンスがめぐってくるのは何時になるのか?と考えるとスーティルの無念さは計り知れないものであろう。





結局レースは予選3位でスタートしたマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが序盤のリアタイアのアクシデントを跳ね除けて逆転で優勝。



モナコGP初優勝を飾ると共に開幕戦以来の今シーズン2勝目を挙げた。




第6戦モナコGPの結果は以下。



1位  ルイス・ハミルトン(ボーダーフォン・マクラーレン・メルセデス)

2位  ロベルト・クビカ(BMWザウバーF1チーム)

3位  フェリペ・マッサ(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)

4位  マーク・ウェーバー(レッドブル・レーシング)

5位  セバスチャン・ベッテル(スクーデリア・トロ・ロッソ)

6位  ルーベンス・バリチェロ(ホンダ・レーシングF1チーム)

7位  中嶋一貴(AT&TウィリアムズF1チーム)

8位  ヘイキ・コバライネン(ボーダーフォン・マクラーレン・メルセデス)

9位  キミ・ライコネン(スクーデリア・トロ・ロッソ)

10位 フェルナンド・アロンソ(ING・ルノーF1チーム)

11位 ジェンソン・バトン(ホンダ・レーシングF1チーム)

12位 ティモ・グロック(パナソニック・トヨタ・レーシング)

13位 ヤルノ・トゥルーリ(パナソニック・トヨタ・レーシング)

14位 ニック・ハイドフェルド(BMWザウバーF1チーム)


以下リタイア


エイドリアン・スーティル(フォース・インディアF1チーム)

ニコ・ロズベルグ(AT&TウィリアムズF1チーム)

ネルソン・ピケ(ING・ルノーF1チーム)

ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディアF1チーム)

ディビット・クルサード(レッドブル・レーシング)

セバスチャン・ブーデ(スクーデリア・トロ・ロッソ)





中嶋一貴は混乱を避けて見事に7位入賞。



第4戦スペインGP以来のポイントを獲得した。



チームメイトのニコ・ロズベルグは8ポイント、中嶋一貴は今回の入賞で7ポイント。



ポイント獲得では1ポイントしか差がないが、2人の今シーズンの印象は大きくことなる。



トップチームにせまるパフォーマンスを見せているロズベルグに対して後方から追い上げることにより運良くポイントを拾うことに成功している中嶋というのが私の今シーズンのこれまでの2人の印象だ。




次戦はアメリカGPがなくなったために唯一の北米ラウンドとなったカナダGP。



ポイントリーダーの座をルイス・ハミルトンに奪われたフェラーリの巻き返しに期待する。