WRC第5戦ヨルダン・ラリーは2日目。




総合首位には初日と同様にシトロエン・トタルのダニエル・ソルドがキープしている。



とはいうものの、この首位は本来ならソルドよりも上位のフィニュッシュであったBPフォード・アブダビのミッコ・ヒルボネン、ヤリ-マーティ・ラトバラが意図的にタイムを落として順位と操作したために行ったもの。




今シーズンからWRCはレギュレーションが多少変更されており、前日の総合首位のドライバーが翌日の1番手スタートとなるということで路面のジャリなどの掃除役をさせられてタイムを大幅にロスすることを嫌ったBPフォード・アビダビが順位を操作するようにドライバーに指示したらしい。




当然ながらBPフォード・アブダビのこのよなスポーツマンシップに反する行為にダニエル・ソルドは怒り心頭。




しかし、BPフォード・アブダビの行動はレギュレーションには全く抵触していないのでチームにペナルティが課せられることは全くない。




しかし、世界選手権であるWRCでこのような露骨な順位操作は見たくは無いことは確かである。



さて初日2位発進となったセバスチャン・ロウブは同じシトロエンのサテライトチームのドライバーであるコンラッド・ローテンバッハのマシンと正面衝突してしまいレグリタイア。



3日目はスーパーラリーシステムで再出走するらしいが、ポイント獲得は絶望的な状況。




ロウブがローテンバッハと正面衝突した時にはロウブは総合首位に立っていただけにロウブとシトロエンにとっては痛すぎる自滅となってしまった。




これでロウブは今シーズン優勝以外はノーポイントとアップダウンの激しいシーズンとなっている。



現在のポイントシステムでは優勝回数よりも安定してポイントを獲得するほうがチャンピオンにはより近いだけにロウブの浮き沈みの激しい成績は5年連続のチャンピオンを獲得するのは厳しくなってくるかのしれない。




最後に一応2日目の上位リザルトは以下。



1位  ダニエル・ソルド(シトロエン・トタル)

2位  ヤリ-マ-ティ・ラトバラ(BPフォード・アブダビ)

3位  ミッコ・ヒルボネン(BPフォード・アブダビ)

4位  クリス・アトキンソン(スバル・ワールドラリーチーム)

5位  ウルモ・アーヴァ(PH-スポーツ)

6位  マシュー・ウィルソン(ストバート・フォード)

7位  ヘニング・ソルベルグ(ストバート・フォード)

8位  フェデリコ・ヴィラグラ(ミュンヒス・フォード)





相変わらず好調のクリス・アトキンソン(スバル・ワールドラリーチーム)は4位と健闘。



07年型のマシンながらこの成績は十分に評価に値するはず。



早くトップ争いができるように08年型のインプレッサWRC08をドライバー2人に与えてやってほしいものだ。