WRC第4戦ラリー・アルゼンチンは2日目。
初日で大きなリードを獲得したセバスチャン・ロウブ(シトロエン・トタル)はトラブルとクラッシュを注意した巡航走行へ変更。
2位以降のタイムを見ながらペースをコントロールしながら首位を磐石とキープ。
ロウブはこのラリー・アルゼンチンで勝利すれば今シーズン4戦中3勝目。
昨年までと異なりライバルのマーカス・グロンホルムが引退したことで今シーズンのWRCはロウブの強さが余計に際立ってくる。
マシンとしてのポテンシャルはシトロエン・トタルのシトロエン・C4WRCとBPフォード・アブダビのフォード・ファーカスRS・WRC07はほぼイーブンだとは思うが、WRCはF1以上にドライバーの力量が競技の成績に反映されてくるだけにロウブの天下はまだ今シーズンは続きそうだ。
日本人として嬉しいのはスバル・ワールドラリーチームが好調なこと。
久しぶりに上位争いを繰り広げており、2日目の終了段階では2位にペター・ソルベルグ、3位にクリス・アトキンソンがつけており今後に期待が持てそうだ。
総合4位にはシトロエン・トタルのセカンドドライバーであるダニエル・ソルドがつけており、ラリー・アルゼンチンではシトロエンvsスバルのガチンコ勝負となっている。
5位以降は首位のロウブからすでに15分以上の差をつけられており、もはやクラスの違う戦いとなっている。
初日にクラッシュしてしまい痛恨のレグリタイアとなったミッコ・ヒルボネン(BPフォード・アブダビ)は懸命の追い上げで総合6位にまで順位をあげてきている。
現在の順位でロウブとヒルボネンがラリー・アルゼンチンが終了すれば、ドライバーズポイントランキングはロウブ30ポイント、ヒルボネン24ポイントでロウブがランキング首位に躍り出る。
マニュファクチャラーズランキングもシトロエン・トタルの2台が無事にゴールすればシトロエン・トタルがBPフォード・アブダビに接近できる。
ドライバーズとマニュファクチャラーズの2冠を目指すシトロエン・トタルにとって明日の最終日は絶対にミスの許されない重要な局面となるはずだ。