パナソニック・トヨタ・レーシングのエースドライバーであるヤルノ・トゥルーリは今シーズンからレギュレーション上は禁止されたドライバーズエイドについていくつかのチームがレギュレーションの隙間をついて抜け道的なシステムを使用するのではと危惧している。
たしかにトゥルーリが述べているように以前にTC(トラクションコントロール)が禁止されていた時のF1のスタートでも下位チームはタイアをホイールスピンさせて白煙を上げながらスタートしていたものの、フェラーリ、ルノー、マクラーレン・メルセデスなどのワークス系チームのマシンはスタートでも全くホイールスピンをすることなく一気に加速していくシーンを何度も見たものだ。
その当時と異なるところは今シーズンからは全チームが同一のECU(エンジン・コントロールユニット)を使用することになっているということくらいか。
しかし、どのようなシステムにも抜け道は存在するもの。
そしてF1のレギュレーションにも必ずといっていいほど抜け道は存在する。
その抜け道をいち早く発見して有効に利用したチームがシーズンを通して有利に戦うことができるわけでチームのエンジニアリング能力も問われてくることになるだろう。
今シーズンのECUを全チームに供給するのはマクラーレン・エレクトロニクスとマイクロソフトの共同開発によるもの。
抜け道があるかどうかはマクラーレン・メルセデスのマシンを厳しく注視していればかならず発見できるはずだ。
トゥルーリによればすでに12月のテストと1月のテストの段階でいくつかのチームはマシンの動きに疑念を抱かせるようなものがあったという。
さてさて・・・