いよいよ開幕した2008年のWRC(世界ラリー選手権)。
今シーズンからWRCはF1と同じくタイアサプライアーを1社に絞ってコントロールタイアを供給するというレギュレーションに突入する。
さらには昨シーズンまでアンチパンクデバイスとして認められてきたムースタイアが禁止されたために、今シーズンのWRCではパンクが昨シーズンよりも大きなダメージとなることになり、ドライバーにはより慎重なライン取りが求められることとなるだろう。
2008年からの単独タイアサプライアーとなったのは昨シーズンまでのBFグットリッチではなくピレリ。
スバル・ワールドラリーチーム以外はピレリタイアでのWRC参戦の機会がほとんどないだけに序盤のタイアの特性をつかむまではスバル・ワールドラリーチームに多少のアドバンテージがあるかもしれない。
初日の上位は以下。
1位 セバスチャン・ロウブ(シトロエン・トタル)
2位 ダニエル・ソルド(シトロエン・トタル)
3位 ミッコ・ヒルボネン(BPフォード・アブダビ)
4位 クリス・アトキンソン(スバル・ワールドラリーチーム)
5位 フランソワ・デュバル(ストバート・フォード)
6位 ペター・ソルベルグ(スバル・ワールドラリーチーム)
7位 ジジ・ガリ(ストバート・フォード)
8位 トニ・ガルデマイスター(スズキ・ワールドラリーチーム)
初日のSSはわずか2つであったのであるが首位のセバスチャン・ロウブは2位のダニエル・ソルドに14秒、3位のミッコ・ヒルボネンに44秒と大差をつけている。
シトロエン・トタルは初日としてはワン・ツー体制と完璧なスタートとなった。
今シーズンのロウブはWRC史上初の5年連続チャンピオンを狙う。
そのためにもセカンドドライバーのソルドの役割が非常に重要になってくる。
ソルドには昨シーズンのBPフォードでマーカス・グロンホルムのサポ-トに徹したミッコ・ヒルボネンのような役割をキッチリとはたしてもらいたい。
ピレリタイアの使用について他チームよりも一日の長があるスバル・ワールドラリーチームは昨年型のインプレッサWRC2007を使用しながらもアトキンソンが4位、ソルベルグが6位とまずまずの出足。
WRCフル参戦初年度となるスズキ・ワールドラリーチームはエースのトニ・ガルデマイスターが8位とポイント圏内を走行しており、初戦でポイント獲得の期待も高まってきそうである。