2008年シーズンのF1新規参戦を断念したプロドライブは2009年以降のF1参戦を断念することを発表した。
これにより事実上当分の間はF1は現在の11チーム22台で争われることになりそうだ。
プロドライブが入札したF1の新規参入権をFIAがもう一度公募して新たな参加チームを募集するのかは現在のところは不明。
もしかしたらカスタマーシャシー問題が解決すれば再びチーム増加の話が持ち上がってくるかもしれないが、直近ではその可能性もなし。
そもそも私はなぜFIAがプロドライブにF1の新規参入権を与えたかにも疑問を持っている。
プロドライブの代表は以前にはホンダ・レーシングF1チームの代表も務めていたディビット・リチーャズであり、彼はF1と並ぶ世界選手権であるWRC(世界ラリー選手権)の統括責任者でもある。
さらにプロドライブという会社自体もWRCのスバル・ワールドラリーチームを運営しており、現在は新型のインプレッサWRC2008の開発で大忙し。
さらにル・マン24時間レースに出場するアストン・マーティンのGTマシンも製作しており、普通に考えてF1に人材をさけるほど余力があるとは私には思えなかったからである。
今回のF1参戦断念についてプロドライブ代表のディビット・リチャーズは今後はWRCのスバル・ワールドラリーチームの運営に精力を注いでいくとコメントしているが、それが最もふさわしい会社の方向性だと私も思う。
F1に参戦するより、まずはここ数年明らかに低迷しているスバル・ワールドラリーチームを立て直すことの方が先だろう。