FIAはルノーF1チームのスパイ疑惑についての結果を発表。


ルノーは有罪ではあるものの、罰則はくださないという何ともよくわからない判決となった。



同じようにシーズン中にスパイ疑惑でFIAが審査したマクラーレン・メルセデスにはコンストラクターズポイントの剥奪と罰金1億ドルが科されたというのに有罪でありながら処罰なしというのには何か裏があるような気がする。



FIAのプレスリリースは以下。



「世界評議会は、ルノーF1が国際スポーツ法典151c条に違反していると考えるが、ペナルティーは科さない」
「この決定についての詳細な理由は、2007年12月7日に発表する。その後、できるだけ速やかに議事録を公表する」


今回のFIAの決定についてルノーはチームボスのフラビオ・ブリアトーレが喜びのコメントを発している。


これにより現在ルノー復帰を迷っているとされているフェルナンド・アロンソも決断がしやすくなったのではないだろうか?


さらにルノーはマクラーレン・メルセデスがルノーに厳罰を与えるために誤った内容の記載された文書を流したということでマクラーレン・メルセデスを名誉毀損で訴えることも検討しているということらしい。


私としては無罪となったのだからこのスパイ問題はいい加減にして来シーズンに向けた建設的な議論をしていただきたいと思うのだが、こればかりはワークスチームだけになかなか困難だろう。