セリエAは第15節。
ミッドウィークに延期されていたラツィオ戦を3-0で快勝したインテルは10勝4分の勝ち点34で首位独走に向けて準備が着々と整ってきている。
インテルの成績で素晴らしいと思うのは得点が29に対して失点が14試合でわずか8ということ。
レギュラーであるイタリア代表マルコ・マテラッツィが怪我で欠けていたにも関わらず、この失点は本当にすばらしい。
得点もFW陣がイブラヒモビッチを主軸としてクルス、クレスポ、スワソが激しく競争しており、モチベーションの高さが伺われる。
現状ではインテルに対抗できるだけの成績を残しているのは9勝4分1敗のローマくらいだろう。
ユベントス、フィオレンティーナもまずまず好調な成績を残しているが、チャンピオンズリーグ出場権の4位以内をキープすることが限界という感じだ。
週末のカードは以下。
ラツィオvsカターニャ
パレルモvsフィオレンティーナ
ウディネーゼvsサンプドリア
リボルノvsローマ
エンポリvsカリアリ
ユベントスvsアタランタ
インテルvsトリノ
ジェノアvsシエナ
ナポリvsパルマ
インテルはホームのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァでトリノと対戦。
来週のミッドウィークにはチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節が控えているが、すでにインテルは1位での決勝トーナメント進出を決めているだけに週末のトリノ戦の方に主力をおおく起用してくるだろう。
ミッドウィークのPSV戦は欧州カップ戦の雰囲気を若手にも感じさせるいい機会になるはずだ。
ペペ、ヒメネス、スワソなどを積極的に起用して今後の成長を期待したい。