WRC最終戦ラリー・GBが終了。





優勝はミッコ・ヒルボネン(BPフォード)で今シーズンの3勝目。


来シーズン以降のフォードのエースはまずまずの結果でシーズンを終えた。





2位に入ったのはこのラリーで引退するマーカス・グロンホルム(BPフォード)。



グロンホルムの速さであればまだまだあと数年は十分にロウブとタイトル争いを繰り広げられるだけに本当に残念なことであるが、こればかりはグロンホルムの意思であるので仕方があるまい。






5位以内に入れば4年連続のワールドタイトルが確定するセバスチャン・ロウブは3日間にわたってマージンを十分に確保した走りに終始して総合3位でフィニュッシュ。



トミ・マキネンが達成した大記録に並ぶ4年連続のワールドタイトルを獲得した。




すでにWRC最多勝を保持しているロウブだが、現在のロウブ以外のドライバーを見ても来年以降もロウブに対抗できそうなドライバーは見当たらない。




本来ならばスバル・ワールドラリーチームのペター・ソルベルグがロウブに対抗できなければいけないのだが、ここ2年はインプレッサWRCのポテンシャル不足に悩み未勝利とかつてのチャンピオンは完全に輝きを失ってしまっている。




今年フルモデルチェンジをしたインプレッサに伴い来シーズンからのインプレッサWRC2008も大きくモデルチェンジされることになるのだろうが、果たして2008年1月24日に始まる2008年シーズン開幕戦までにシトロエン・C4WRCに対抗できる速さのマシンに仕上げることができるかに注目だ。





ロウブは一時期のF1での皇帝ミハエル・シューマッハーのような状態。



現在のところスキは全く見当たらない。