セリエAは第14節。
インテルはアウェーでフィオレンティーナと対戦。
好調のフィオレンティーナとの対戦だけに苦戦することが予想されたが、インテルは攻撃陣をヒメネス、クルス、ズラタンの3人に絞り、残りの選手は守備的に戦うという完全にアウェーの戦い方。
しかし、フィオレンティーナの攻撃の隙をつくカウンター攻撃で2-0で勝利。
ゴールを決めたのはヒメネスとクルスであったが、そのゴールをアシストしたのはいずれもズラタンの素晴らしいパス。
ヒメネスのゴールはスルーパスを、クルスのゴールはポストプレーにて壁パスをとゴールゲッターとしてだけではなくラストパスを供給できる能力でも高さを見せ付けた試合であった。
インテルはアウェーということで終始押され気味ではあったが、本当に失点の可能性が感じられたのは後半終了間際のシーンくらい。
完全にクロスボールでDFラインがくずされてヘディングシュートを打たれたものの、GKのジュリオ・セーザルが足でボールを掻き出すスーパーセーブで失点を防いだ。
今週末でクラブ・ワールドカップ参加のため一時的にリーグ戦が延期になるミランはユベントスと0-0のスコアレスドロー。
またしてもホームのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァでの今シーズン初勝利はならなかったものの、パフォーマンスとしてはかなり良くなっているのではないだろうかと感じられた。
ライバルチームとしてミランには是非日本でクラブ世界一の称号を勝ち取ってきてもらいたい。
週末の結果は以下。
サンプドリア3-0レッジーナ
ミラン0-0ユベントス
シエナ1-1ラツィオ
ローマ2-1ウディネーゼ
パルマ1-0エンポリ
アタランタ5-1ナポリ
フィオレンティーナ0-2インテル
カターニャ3-1パレルモ
カリアリ0-0リボルノ
トリノ1-1ジェノア
今週のミッドウィークは本来試合がなかったインテルではあるが、ラツィアーレの死亡事件により延期された試合が組まれることになった。
まあすでにチャンピオンズリーグでも決勝トーナメントは1位で通過を決めているので多少過密になっても構わないか。