イングランド・プレミアシップのチェルシーは監督のジョゼ・モウリーニョの退団を発表した。


これには本当に驚いた。


現在のチェルシーを世界有数のビッククラブに作り上げたのはオーナーのアブラモビッチの資金力も然ることながらモウリーニョの功績が非常に大きい。


チェルシーは自ら弱体化への最悪のシナリオのプロローグを書いてしまったように思われる。


現在チームに所属している選手も多くがチェルシーだから移籍してきたのではなく、モウリーニョが監督を務めているからこそ移籍してきた選手が多いというのに。


昨シーズンの移籍市場から選手の獲得方針をめぐってモウリーニョとアブラモビッチの間で確執があったことは理解していたが、まさかシーズン序盤でモウリーニョを切ってしまうとはさすがに予想もしていなかった。


だが、これは他クラブにとっては大きなチャンス。


現在世界最高の名将をチェルシー自らが自由にしてくれたのだ。


インテルのモラッティオーナーもそろそろ頼りのないマンチーニに見切りをつけてモウリーニョをインテルへ招聘してはどうだろうか?


ビックネームばかりで内紛が絶えないインテルだけにモウリーニョのような有能な指揮官は本当に頼りになるはずだ。