すでにヤルノ・トゥルーリとは来シーズンの契約を交わしたパナソニック・トヨタ・レーシングで気になるのがもう一人のドライバーが誰になるのかだ。
現在の予想ではトヨタのチーム首脳は20億円以上のサラリーを支払っているのに全く精彩を欠いているラルフ・シューマッハーに見切りをつけたがっているといわれている。
ラルフのマネージャーはまだチームと交渉中とコメントしているが、どのようにラルフに贔屓目に考えても考えてもトヨタが20億円以上のサラリーを支払う価値がラルフに存在するとは思えない。
兄である皇帝ミハエル・シューマッハーが現役時代の昨年までであればシューマッハーの名前に威光があったので契約にあまり困ることはなかっただろうが、皇帝退位後の今シーズンは圧倒的に存在感をなくしていると言っていいだろう。
代わってトヨタのドライバーとして浮上しているのが、現在GP2シリーズでポイントランキングトップに立っているティモ・グロックだ。
25歳のグロックは今シーズンはGP2に参戦しながらBMWザウバーF1チームのテストドライバーも務めているが、BMWザウバーF1チームが来シーズンもニック・ハイドフェルドとロベルト・クビカのコンビでシーズンを戦うと決定した以上、グロックも自らのキャリアを考慮してチームを離れることを決断する時が来たのではないだろうか?
少なくともグロックはすでにF1で大量の金を稼いだラルフよりもF1に対するモチベーションは高いだろうからチームの戦力向上に間違いなく貢献すると私は考えているが。