リーガ・エスパニョーラ開幕を今週末に控える王者レアル・マドリードは新たな加入2選手を正式に発表した。


獲得したのは以下の2人。


アルゼンチン代表ガブリエル・エインセ(マンチェスター・ユナイテッド)


オランダ代表アリエン・ロッペン(チェルシー)



いずれもプレミアシップのビッククラブからの獲得ということでレアル・マドリードへ移籍してきたとしてもクラブの偉大さに遠慮して本来の力が発揮できないということはないであろう。


このところはわけのわからない補強ばかりを行ってきたレアル・マドリードにしては本当に久しぶりに合格点を与えられる補強をしたと思われる。


昨シーズンに久しぶりのリーグ優勝を経験してミヤトビッチ、カルデロンの無能フロントも少しは頭を使うようになったようだ。


2人の能力には文句なく心配はないだろうが、気になるのがシュスターがエインセとロッペンを上手く使えるのかということ。


ロッペンはチェルシーではジョゼ・モウリーニョ、エインセはマンチェスター・ユナイテッドでサー・アレックス・ファーガソンといずれも稀代の名将の下でプレーしていただけにシュスターが彼らの扱いを間違えるようなことがあればチームが空中分解する可能性も十分に考えられる。


カペッロを解雇してまでミヤトビッチがつれてきたシュスターがどの程度の手腕を発揮するかに注目だ。


当然スペイン嫌いの私は空中分解することを今か今かと楽しみに待っている。