今シーズンはフェラーリ、マクラーレン・メルセデスの2強に続く3番手のチームにまで浮上したBMWザウバーF1チームが来シーズンのドライバーラインナップを発表した。
レギュラードライバーは今シーズンと変化のないニック・ハイドフェルドとロバート・クビカの2人で決定。
クビカに関してはすでに契約期間中であったので来シーズンもチームに留まることは確定的であったのであるが、チームがオプションを行使して契約を延長するかどうかに注目が集まっていたハイドフェルドも期待の若手セバスチャン・ベッテルがトロ・ロッソからF1デビューをしたために地位が安泰となったといったかんじだろうか。
こういう表現はどうかとは思うのだが、現在のドライバーラインナップを見る限りではBMWザウバーは来シーズンもまだチャンピオンを獲得できるだけのパフォーマンスを発揮で着るとは考えていないのだろうと推測される。
本当にチャンピオンを狙うならばハイドフェルドとクビカのコンビでは明らかに力不足だと感じられるからだ。
しかしBMWザウバーにはF1で最も素晴らしいといわれる開発施設があるだけに来シーズンの後半辺りには2強に迫れるくらいにまでマシンのパフォーマンスを上げてくるかもしれない。