F1第11戦ハンガリーGPの予選Q3でチームメイトのルイス・ハミルトンにバーンアウトラップを邪魔された挙句に予選のピットストップの行動でペナルティをうけるなど散々な目にあってしまった世界チャンピオンのフェルナンド・アロンソのチーム離脱が現実味を帯びてきているようだ。
アロンソの契約は2009年までのこっており、本来ならばこの時期に移籍の噂など出てくるはずはないのだが、チームとアロンソが明らかに上手くいっていないことを見るとこのような報道がヨーロッパで過熱してくるのも分かるような気がする。
しかしアロンソが仮にマクラーレン・メルセデスを離脱したとしてどこへ行くというのか?
古巣のルノーなら居心地はいいだろうが、マシンの戦闘力は明らかにトップとは差があるだけにレースの面では今以上に不満が溜まることは間違いない。
となると戦闘力がありアロンソの高額なサラリーを払えるのはフェラーリとBMWザウバーくらいくらいしか考えられないのだがBMWザウバーもマシンポテンシャル的にはやはり力不足。
となると考えられるのはフェラーリしかないということになる。
フェラーリのドライバーであるフェリペ・マッサとキミ・ライコネンの両名は複数年契約を結んでおり今シーズンで契約が切れることはないのであるがフェラーリが金額を払ってアロンソの契約をそのまま買い取ってドライバーのどちらかをマクラーレン・メルセデスに差し出すというウルトラCも考えられる。
これは面白くなりそうだ。