フェラーリは世界モータースポーツ評議会におけるボーダーフォン・マクラーレン・メルセデスの無罪はナン欠に対して強い不満を表明した。


フェラーリの声明は以下の通り。



「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスチームは国際スポーツ法典第151c条に違反し、したがって不正な形、つまり競技あるいはモータースポーツ全般の利益を害する形の行為を行っていたことが発覚した」
「それにもかかわらず、世界モータースポーツ評議会は、フェラーリ所有の情報が、現在の選手権に出走しているボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのマシンに効果的に使用されたと明確に立証されないため、さらなる証拠がない限り、制裁措置は取れないと判断した」
「フェラーリは、FIA世界評議会がボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは有罪であると考えているという点を指摘する。スポーツにおいて誠実であるという原則への違反に、当然の必然的結果として、制裁措置の適用が行われないのは、理解しがたいことである」
「本日の決定はフォーミュラワンにおける不正行為を正当化するものであり、非常に重要な先例となってしまった」
「世界評議会のこの決定は、不法に取得された極めて重要な機密情報を所持し、非常に高度なレベルで理解し、使用すること、そして数カ月にわたって機密情報を取得することが、違反行為でありながら、なんら罰則が科せられないということを示している」
「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスがそういった情報を所持していた事実は、全く偶然に発覚したが、そうでなければ同チームはこの情報をずっと所持し続けたかもしれない。小さなことで状況が一変するフォーミュラワンのようなスポーツにおいて、このようなことが起こっただけに、事は深刻だ」
「フェラーリは、これはこのスポーツの信用を大きく損なうものであると考える」
「イタリアの刑事裁判制度および英国の民事裁判においてすでに法的手続きが取られており、今後もこれを継続する」



フェラーリはこの声明からもマクラーレン・メルセデスがフェラーリの情報を流用したという事実を革新しており、FIAの決定に対しても裁判所などを通じて引き続き争っていくようだ。


情報を持ち出されたチームの反応としては至極当然なことだとは思うのだが、これ以上F1のシーズン中に問題を拡大させて欲しくないという思いもある。