2008年のF1アメリカGPがなくなったことについてアメリカのマスコミがF1カレンダーのすべての決定権を握っているバーニー・エクレストンを金の亡者とこき下ろしている。


その原因となるのはエクレストンがインディアナポリス・モータースピードウェイのCEOであるトニー・ジョージに提示した開催費用が1800万ドルから3000万ドルに値上げされたことに尽きるのだろう。


メディアはこのエクレストンの提示を金のことばかり考えて地元の人間のことをまるで考えない犯罪的な行為であると断罪している。


普段はアメリカのメディアの報道にかなり憤りを覚えることが多い私も今回のエクレストンに対する評価は100パーセント賛成。


F1が健全なスポーツとしてこれからも発展していくためにはまずは中間搾取を大量に行って自分の利益ばかりを増幅させているエクレストンのような寄生虫を排除することからはじめるべきだろう。


エクレストンの寄生行為に比べれば現在問題になっている、マイク・コフランとナイジェル・ステップニーの行為など些細なことだ。