欧州主要リーグでは本当に最後まで行われていたリーガ・エスパニョーラが17日でようやく終了した。
優勝したのはレアル・マドリードで4シーズンぶりの久しぶりの優勝。
今シーズン限りでレアル・マドリードを退団してMLSのロサンセルス・ギャラクシーへと移籍するイングランド代表MFディビット・ベッカムにとってはマンチェスター・ユナイテッドから移籍して以来初のタイトル獲得となった。
マドリディスタにしてみれば優勝から遠ざかっていた愛するチームが優勝してことで喜びは爆発であろうが、複雑な心境なのがレアル・マドリードのカルデロン会長らクラブの幹部だろう。
前半戦にクラブが不調だった時の年明けの1月にはすでにカペッロ監督の更迭を早々と決定し、次の監督を決定したということが漏れていたのであるが、カペッロ監督は前回レアル・マドリードの監督に就任した時と同じく就任1年目で見事にチームを優勝に導くことに成功した。
前回の優勝ではマドリディスタから守備的で面白くないと嫌われてしまい、優勝したもののわずか1年でレアル・マドリードの監督を退任したカペッロ監督であるのだが、今回はマドリディスタの支持もかなり得ているようなのでカルデロン会長としては非常に複雑な心境ではないだろうか?
スペイン嫌いの私としてはレアル・マドリードに燻る爆弾がいつ爆発するのか楽しみでならない。
メディアが騒げば騒ぐほどマドリーの爆弾が発火する可能性が高くなる。