フィオレンティーナの退団が先日発表されたイタリア代表FWルカ・トーニだが移籍先はインテル、ミラン、ユベントス、ローマといった国内のビッククラブではなく、ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンになりそうだということだ。


今シーズンのバイエルン・ミュンヘンは史上稀に見る最悪な成績でリーグを4位で終えており、来シーズンにチームとしてのプライドをかけて復活へのチームプランを着々と立てているのでトーニの加入は好影響を与えることになるだろう。


イタリア人選手の海外クラブでの成功はあまり事例がないだけにトーニがバイエルンに移籍したとしてどの程度のパフォーマンスを発揮できるかは未知数であるが、長身でセットプレーにも強さを見せるトーニは現在のバイエルンには存在しないタイプのFWだけに、力を十分に発揮することができればバイエルン復活の象徴となれるかもしれない。


バイエルンはすでにマンチェスター・ユナイテッドにイングランド代表MFオーウェン・ハーグリーブスを大金で放出しているだけにまだまだ補強は続いていきそうである。