セリエAは第36節。


インテルはホームのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで好調のラツィオと対戦した。


ミッドウィークのコッパ・イタリア決勝戦でローマに6-2と大敗した後遺症を心配して試合を見ていたのだが、その心配は試合貸し直後に的中。


前半開始直後に立て続けにDFが崩壊してアッサリと2-0とされてしまう。


ここでさらに崩れていくのが昨シーズンまでのインテルなのであるが今シーズンのインテルはここからが違う。


クレスポの2得点で前半の間に同点に追いつき、ラツィオには前半終了間際にゴールポストにあたりボールが方向を変えてゴールに吸い込まれるというGKが防ぐことが不可能なシーンで前半は2-3で終了。


後半に入り状況を打開しようと考えたマンチーニ監督はサンティアゴ・ソラーリに代えてルイス・フィーゴを投入。


この投入によりインテルは後半に入るとフィーゴが右サイドからドリブルでラツィオDFを切り裂いてクロスを挙げるシーンが一気に増加し徐々に試合を支配し始める。


ようやくその効果が実ったのは後半もかなり過ぎてしまった80分。


クレスポがオフサイドラインぎりぎりのポジションからボールを押し込んで3-3の同点へ。


クレスポのトリプレッタは今シーズンにインテルへ移籍してきてからは初となる。


現在の契約ではクレスポは今シーズン終了後にチェルシーに戻らなければならないのだが、なんとかモラッティ会長にはクレスポをクラブに引き止めていただきたいものである。


この試合の決勝点を決めたのは今シーズンのインテルを象徴するプレーヤーであるマルコ・マテラッツィ。


コーナーキックを長身を生かしてラツィオのDFの後ろから強引に体を押し込んで4点目を決めた。


このまま4-3で試合は終了。


インテルは激しい打ち合いとなった試合を制してコッパ・イタリアでの敗戦のショックを断ち切ることに成功した。