セリエAは第31節。


インテルはアウェーでレッジーナと対戦した。


レッジーナの順位は現在降格争い真っ只中なのだがシーズン前の勝ち点減点があるために、原点がなければUEFAカップ争いができる6位程度の強さと決して侮れない相手であった。


その予想通りインテルは大苦戦を強いられる。


チーム内得点王のスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを欠いているためかレッジーナのゴール前までボールを運ぶことは出来るものの最後の決め手を欠いて無得点のまま時間がすぎていくばかり。


インテルは勝利を狙って後半に入るとイタリア代表DFファビオ・グロッソに代えて元ウルグアイ代表FWアルバロ・レコバを投入するというアウェーとは思えない戦術で得点を狙うのであるが、レッジーナが後半途中から勝ち点1狙いの守備的な布陣へ変更したために試合は結局0-0のスコアレスドローに終わってしまった。


インテルの無得点試合は今シーズンの第7節以来という本当に久しぶりの出来事となった。


土曜日の引き分けでインテルの成績は25勝5分の勝ち点80。


2位のローマが勝利したためにインテルのスクデットはオリンピコでのローマとの直接対決以降へ持ち越しとなってしまった。


インテルのマッシモ・モラッティ会長もコメントしているがここまでの成績を残した以上、インテルは勝ち点を100を目標にしなければならないだろう。


残り9試合で必要な勝ち点は丁度20。


無敗でシーズンを終える事も目標にするならば6勝3分以上でインテルは2つの大記録を達成することになる。


できることならシーズン残り9試合は9連勝で締めくくってもらいたいものだ。