昨日も行なわれたチャンピオンズリーグ準々決勝1st legは2試合。
私はスタディオ・オリンピコで開催されたローマvsマンチェスター・ユナイテッドをライブで観戦した。
試合は開始からローマが一気にエンジンをかけて攻め立てたために初めから両チームの選手がトップギアに入った激しいゲームとなった。
スタディオ・オリンピコの観客も普段ではあまり見られない8万人ということでスタジアムの雰囲気も最高潮で試合を盛り上げていた。
ローマは相変わらずのフランチェスコ・トッティを前線に1人配置する0トップを採用してダイレクトなパスを素早くつないでマンチェスター・ユナイテッドのDF陣を翻弄していた。
そのローマの素早い攻撃の餌食となったのがマンチェスター・ユナイテッドの中盤のダイナモであるポール・スコールズ。
まずはボールをなかなか確保できないことへのストレスからかビルヘルムソンへのかにバサミで1枚目のイエローカード。
そして前半33分にはトッティのドリブルを強引にとめようとした結果、トッティの足を引っ掛けてしまい2枚目のイエローカードで退場となってしまった。
私のスコールズに対するイメージはイエローカードをあまり貰わない穏やかな選手であるという印象なのだが、昨日のスコールズは完全にスタディオ・オリンピコの異様な雰囲気に飲まれたような感じがした。
ローマの攻撃はスコールズの退場によりさらに加速し、スペースを上手に使った攻めでマンチェスター・ユナイテッドを押しまくっていく。
そして先制点は前半44分、左サイドからマンチェスター・ユナイテッド陣内をえぐったマンシーニからのグラウンダーのクロスボールをペナルティーエリア内でフリーで受けたロドリコ・タッデイが確実に決めて先制した。
前半はこのまま1-0で終了。
後半も両チームともにメンバーを変更せずに望んだのであるがローマのクリスティアーノ・ロナウドに対するマークがだんだんと厳しさがなくなっていく。
そして60分、ボールを受けたクリスティアーノ・ロナウドがローマ陣内を切り崩し最後はクロスボールを受けたウェイン・ルーニーが見事な胸トラップからのボールコントロールでシュートを決めて1-1の同点。
この時点ですでにシモーネ・ペロッタがイエローカードを貰ってしまい2nd leg出場停止になることが決まっていたローマは絶対に勝利しなければならないということで同点にされた直後にビルヘルムソンに代えてブチニッチを投入。
このブチニッチを投入したスパレッティ監督の采配がズバリ的中する。
66分にマンシーニが強烈なシュートを放ち、それをキャッチできずに弾いてしまったファン・デルサールの軽いミスを見逃すことなくゴール前に詰めていたブチニッチがマンチェスター・ユナイテッドのDFがボールをクリアする前に素早くポジションをキープして体制を崩しながらも見事なシュートを決めて2-1となった。
これ以降も両チームともに何度か決定的なチャンスがあったのであるが前半からの強烈なペースが響いたのであろうか最後の詰めを決めることが出来ずに試合は2-1で終了した。
ローマはイエローカードがリーチであった選手のなかで2nd legで出場停止になったのはペロッタのみということで戦力の低下を心配することなく望めるということでチャンスは大きく拡大したといえるだろう。
決勝トーナメント1回戦でもローマはアウェーでリヨンを2-0で下しているだけにオールドトラッフォードでの試合も大きな期待が持てそうである。
マンチェスター・ユナイテッドも負けてしまったとはいえアウェーゴールを1点取ったということで希望を十分につなぐことには成功している。
もう1試合のチェルシーvsバレンシアは1-1で終わっている。