セリエAは第30節。
インテルはパルマに2-0で快勝し25勝4分で勝ち点を79へ伸ばしてミランとの引き分けに終わったローマとの勝ち点差を20にまで広げスクデット獲得は目前になった。
ローマとの大一番に引き分けてしまったミランは勝ち点44で順位はUEFAカップ出場圏内の6位のまま。
チャンピオンズリーグ出場圏内である4位パレルモとの差がまだ4であることが唯一の救いくらいか。
週末の結果は以下。
レッジーナ1-1シエナ
ローマ1-1ミラン
エンポリ4-1アスコリ
リボルノ4-1カターニャ
アタランタ2-2フィオレンティーナ
カリアリ2-0メッシーナ
トリノ0-0パレルモ
インテル2-0パルマ
キエーボ1-1サンプドリア
ウディネーゼ2-4ラツィオ
チャンピオンズリーグ出場圏内争いはパレルモが足踏みをしている間にラツィオとエンポリが好調に勝ち点を伸ばしている。
すでにパレルモを抜いて3位へ上昇したラツィオは現在のチーム状態から考えても3位キープは安泰だろう。
2位ローマとの勝ち点差も7へと迫っているだけにローマがチャンピオンズリーグで勝ち進み、リーグよりもチャンピオンズリーグを優先するような事態になればラツィオが2位を確保することも不可能ではないかもしれない。
ミランはチャンピオンズリーグ優勝で来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を勝ち取るかリーグを優先して4位以内を入ることを目標にするかを明確にしなければ2つを目標にした結果、チャンピオンズリーグで敗退しリーグ戦でも5位以下に沈んでしまうという最悪の結果になりかねない。