久しぶりに世界戦の舞台に返り咲いたWRC第5戦ラリー・ポルトガルが終了。


ここ数年のレギュレーション変更により最終日はSSが非常に少なく順位の変動がほとんどないので2日目の順位のままラリーは終了するのだろうと私は思っていた。


そして私の予想通りに順位は2日目のまま競技は終了。


その時の上位の順位はこれ。


1位 セバスチャン・ロウブ(シトロエン・トタル)

2位 マーカス・グロンホルム(BPフォード)

3位 ミッコ・ヒルボネン(BPフォード)

4位 ペター・ソルベルグ(スバル・ワールドラリーチーム)

5位 ダニエル・ソルド(シトロエン・トタル)


しかし事態はイベント終了後の車検で急転直下する。


BPフォードを含むフォード・フォーカスWRC06を使用する全ドライバーにマシンのレギュレーション違反があったことが判明して全車に一律5分のペナルティが加算されることが決定。


フォーカスWRC06のレギュレーション違反はリア左右のウインドウの厚さがホモロゲーションフォームよりも薄かったことが原因だったようである。


このリアウインドウの厚さがマシンの速さに与える影響は皆無だというフォードの主張こそFIAには聞き入れられたものの、レギュレーションに違反していることには事実であるとして本来なら失格になってもおかしくないところが5分のペナルティで済んだようである。


これによる最終的な上位リザルトは以下。


1位 セバスチャン・ロウブ(シトロエン・トタル)

2位 ペター・ソルベルグ(スバル・ワールドラリーチーム)

3位 ダニエル・ソルド(シトロエン・トタル)

4位 マーカス・グロンホルム(BPフォード)

5位 ミッコ・ヒルボネン(BPフォード)



この結果今シーズン3勝目を挙げたセバスチャン・ロウブ(シトロエン・トタル)が38ポイントとなりマーカス・グロンホルム(BPフォード)を抜いてドライバーズランキングで首位に躍り出た。


まだシーズン3分の1を終わった程度ではないかと考える方もいると思うが相手はスキの見当たらない王者ロウブだけにBPフォードを始めとしたチームにマシンを供給しているフォードの責任は計り知れなく大きい。


もしかしたらシーズン終了後に振り返ったときにこのラウンドが致命傷になったといわれる可能性もあるかもしれないのだ。