WRC第5戦ラリー・ポルトガルは2日目。


競技はSS8~13までの6本のSSの間で行われた。


2日目での総合首位は初日にトップに立っていたシトロエン・トタルのセバスチャン・ロウブで初日ではわずか3秒差であった2位とのタイム差をわずか1日で40秒にまで広げてよほどのアクシデントが起こらない限りは優勝は確実という状況を作り出すことに成功している。


北欧での初開催となったラリー・ノルウェーではリタイアという不覚を喫したものの、それ以外のイベントでは昨シーズンまでの先行逃げ切り型のロウブの勝利の方程式は健在のようだ。


大きく遅れた2位にはBPフォードのマーカス・グロンホルムが入り、ドライバーズランキングの首位を守るために最大のパフォーマンスを見せている。


ラリー・ポルトガルで最も面白いのが表彰台を懸けた3位争い。


現在3位はBPフォードのミッコ・ヒルボネン、4位はスバル・ワールドラリーチームのペター・ソルベルグとなっているがタイム差は最終日でも逆転可能な13秒差だけに非常に面白い展開になりそうだ。


私としては当然スバル・ワールドラリーチームのペター・ソルベルグの表彰台獲得に期待している。