FIAが2008年シーズンから2010年シーズンまでのWRC単独タイアサプライアーにピレリを指名したことについて現在BFグッドリッチブランドを使用してシトロエン・トタル、BPフォード、スバル・ワールドラリーチームなど主要チームすべてにタイアを供給して事実上の単独タイアサプライアーになっているミシュランがFIAに対して訴訟準備をしていることを明らかにした。



ミシュランの発表した声明は以下。



「ミシュランは、FIAに対する訴訟手続きを開始した。2007年2月27日の世界モータースポーツ評議会で、ピレリが2008年から2010年、WRCにタイヤを独占的に供給するという決定がなされた。しかし、この入札手続において不正があったとして、この決定の取り消しを請求する」




ミシュランが訴訟まで起こそうとしている事実から考えて何の証拠もなしにFIAを訴えるとも思えないのであるが、果たして世界の主要モータースポーツを管理しているFIAを訴えることがミシュランの今後の利益になるのかと考えれば完全な逆効果のように思えてしまう。


ミシュランは2005年のアメリカGPでFIAの威信を完全に失墜させるような失態を起こしているだけに現在の所はミシュランの訴訟開始の準備に対して何もコメントしていないFIAがミシュランタイアの安全性に問題ありと判断してFIAの管理するすべてのモータスポーツイベントからミシュラングループを排除することも可能なわけだ。


そう考えてみるとミシュランは開けてはいけないパンドラの箱に手を出してしまったようにも感じられる。