スーパーアグリF1チームは開幕戦の行なわれるメルボルンのアルバートパークサーキットにて新型マシンであるSA07を正式に公開した。


マシンのカラーリングは昨シーズンに引き続き赤と白を基調にした非常にシンプルなものであるが、昨シーズンまでには存在しなかった大きなスポンサーロゴを何点か見受けられるので今シーズンは資金的にはかなり安定しているのではないかと思う。


カラーリングはマシン全体を横から見ると曲線をうまい具合に利用してエアロダイナミクスの美しさを強調しているようなデザインに感じられる。


さてこのマシンで明日から開幕するF1シーズンへと望んでいくスーパーアグリF1チームであるが、佐藤琢磨、アンソニー・ディビットソンの2人のレギュラードライバーが語るように今シーズン中に1ポイントでもポイントを獲得できるところまで躍進できるかが注目されるだろう。


先ごろレッドブル・レーシングのディビット・クルサードが今シーズンのテールエンダーはスパイカーF1チーム以外には考えられないとコメントしていたのであるが、現実的にスーパーアグリF1チームのマシンがホンダ・レーシングF1チームの昨年型RA106を基本ベースにしているのであれば十分にスパイカーF1チームをテールエンダーに固定することは可能なはずだ。


ともかく明日の朝から行なわれる今シーズン初のフリー走行に注目だ。


ところでスーパーアグリF1チームとスパイカーF1チームとの間で問題になっているテストドライバーのグイード・バン・デル・ガルデはどうなったのだろうか?