WRC第3戦ラリー・ノルウェーは2日目。
初日トップに立っていたミッコ・ヒルボネン(BPフォード)が2日目も総合首位を守り今シーズン初優勝へまた一歩前進した。
2位にはチームメイトのマーカス・グロンホルム(BPフォード)がつけておりBPフォードがマニュファクチャラーポイントフルマークの18ポイントを獲得する可能性が高くなってきた。
一方でBPフォードの最大のライバルであるシトロエン・トタルには悪夢のようなラリー2日目となった。
ターマックラリー以外ではまだまだ経験不足なことが明らかなダニエル・ソルドが総合34位に沈んでしまっていることはほぼ予想通りとも言えるのだろうが、常に冷静にマシンを操りミスをほとんど犯すことがなくアイスクールの異名を持つ3年連続世界チャンピオンのセバスチャン・ロウブまでもがミスを犯すとは。
初日はヒルボエンに17秒差の3位でスタートしたロウブであったのだが2日目はSS11で雪がマシンにつまりエンジン出力が低下。
これがすべての始まりであった。
雪でのパワーダウンにより大きくロスしたタイムを取り戻そうとしたロウブは続くSS12では信じられないクラッシュを起こしてしまい何と8分以上ものタイムロス。
事実上これでロウブのラリー・ノルウェーは終了した。
ロウブ、ソルドの全滅によりシトロエン・トタルのラリー・ノルウェーは最悪な結果となったのであるが、WRCのチャンピオン争いを考えれば面白くなったといえる。
このままの順位でラリーが終了すればドライバーズランキングは
1位マーカス・グロンホルム(BPフォード) 24ポイント
2位ミッコ・ヒルボネン(BPフォード) 20ポイント
3位セバスチャン・ロウブ(シトロエン・トタル) 18ポイント
となりロウブがBPフォード2台を追いかけるという近年になかった面白い展開になりそうである。
地元開催のラリーということで期待されていたペター・ソルベルグ(スバル・ワールドラリーチーム)はロウブの後退によりポディウム圏内の3位へと浮上した。
それにしてもアイスクールといわれるロウブがここまでミスを連発したラリーは何時以来なのだろうか。
少なくとも私には記憶がない。